- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/07/04
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
サイモンペッグとニックフロストのコンビで3本目の映画ですけど、エドガーライトとか説明したほうがいいですか? でも、今回は監督がグレッグモットーラという人です。とにかく、サイモンペッグ、ニックフロストコンビの映画は絶対にめちゃくちゃ面白いんですよ。
「宇宙人ポール」ですが、前評判が凄まじい作品です。映画評論家のみならず、一般の評判もめちゃくちゃ良い映画です。知らない人が観に行っていないから全体の評価がすこぶる良いのかな。私もサイモンペッグとニックフロストのコンビの映画は観ているし、めっちゃ面白かったので今回も間違いないだろう、と思っていました。ただ、できるだけ期待はしないように気を付けたつもりです。
それで、宇宙人ポールね、どうしよう、私はそれほどでもありませんでした。そりゃあ、まあ、映画館なのに声を出して笑ったところもありますよ。
なんでしょうね、どうしたんでしょうね、自分の中で気分が上がるとか、今回も面白かったとか、そういうのがないんですよ。それがものすごく不満なんですよ。
作品の良し悪しでは、間違いなく良いはずなんですが。
オタクコンビが、オタクのままで良い意味で成長しなかったから希望を見せてくれました。ポールというキャラクターは、最初は横柄な態度だったけどいつの間にか助けてあげたくなりましたし、いっしょに旅をしている気分になりましたよ。
それなのに、この不満は何でしょうね。
ポールに超絶能力があることについては、疑問があります。特殊能力なんて見せてほしくなかったし。だって、みんながポールに助けられてばかりじゃないですか。目は見えるようになるわ、死んだけど生き返ったわ、本が受賞したわ。最後の受賞もポールのおかげではありませんか。そのへんが気に食わないのかなあ。ああ、でも、そのポールをみんなで協力して宇宙に返したから、ポールにいろいろもらってばかりでもなかったかもしれません。お返しはできたかもしれません。
あと、何を追っているのか把握していない捜査官コンビの最期ですが、殺す必要がありましたかね。授賞式の会場にいたような気もしますけど。
合わなかっただけなのでしょうか。きっとそうだよ!
ただ、最後に言わせてください。サイモンペッグとニックフロストコンビの映画を徳島で観ることができるのはすごいことですから。観に行かないのは絶対にもったいないです。少しでも映画が好きなら映画館に行きましょう。だって、このコンビの映画ね、1本目は日本での公開がなかったんですよ。2本目は署名運動が起きてどうにかこうにか日本で公開されました。そして、今回はなんと徳島でも観ることができるという。これってすごいことなんですよ。お願いだから観に行ってください。