やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

滋賀県に行ってきた


 母が滋賀県琵琶湖に浮かぶ竹生島に行きたいというので。ほかにちょっと実家に帰ってきた姉と、父もいっしょです。なぜか知らんけど父がたいへんやる気で、私は途中まで運転させてもらえませんでした。私はこんな機会でもなければ長距離を運転できないのですがねえ。やっぱ、姉が帰ってきているのがうれしいのでしょうか。

 徳島鳴門インターから滋賀県長浜インターまでの高速道路料金はETCで3500円です。めちゃ安です。ええと、たぶん半額以下です。え?1000円のはずだろ、って? 鳴門〜神戸と神戸から先は運営会社が違うし神戸から京都までは1000円の対象にはならないのです。だって、神戸〜京都を1000円にしてしまうともっと多くの車が殺到して高速道路が駐車場になってしまいますよ。
 あー、はいはい、二枚目の画像は滋賀県長浜から琵琶湖に浮かぶ竹生島へ行く船です。島で撮影しました。そんなに客は多くないですな。
 竹生島、大昔、近くの山のてっぺんが琵琶湖に落ちて島になったらしいです。この島は非常に小さくて無人ですし、広さは甲子園球場4枚もないくらいではないでしょうか。ただ、鎌倉時代に寺が建立され、安土桃山時代、秀吉によって寺が建立されました。今ではその寺が国宝になっています。私は家族と離れて自由気ままに寺をぶらぶらしていました。

 驚け、この島には県道があります。この石は起点と書かれているので終点と書かれた石を探しましたがどこにもありませんでした。ちなみにどんな県道かというと湖から見て左手にみやげ屋が4軒並んでいて道の上に屋根があってその先は寺に続く長い階段です。石畳で、車が走るのはたぶん不可能です。


 国宝なのは秀吉がつくったほうの寺でして、安土桃山時代ですから装飾が派手です。明るい色が多く使われているし、木の彫刻がすげえです。立体感がよく出た鳥がたくさん彫られています。ただ、保存状態がだいぶ悪くて建物の支柱が鉄棒だったりします。ちょっと金かけて補修しないとまずいでしょう。

 これも国宝、舟廊下です。秀吉の舟から木材をもってきて渡り廊下をつくったようです。中を通るとこれと言って、ただのぼろい木造の廊下なのですが外から見ると京都の清水寺のような木材を組み合わせた高い渡り廊下になっています。
 島を離れて長浜へ。長浜といえば、秀吉ですな。今は直江兼続石田三成のポスターやら宣伝やらであふれていました。天地人ですね。

 長浜城。もとは今浜という地名でしたが秀吉がやってきて長浜と改めたところで、この城も秀吉が建てました。ただしこれは昭和に再建されたコンクリートの建物です。

 長浜の中心地は黒壁スクエアと呼ばれる商店街になっています。江戸時代ぽい建物がずっと再建されて街は非常に美しくなっています。楽しい商店がぶあああああって並んでいます。今日は大勢の人々でごったがえしていました。琵琶湖の珍味やせんべい、まんじゅう、ガラス細工その他諸々の店が並んでいて私もだいぶ楽しませていただきました。ま、母と姉が大喜びで離ればなれになって買い物をしていたようです。私も、うん、お金ないから財布を家に置いてきたので、おいしそうなものを見つけてもただ見つめるだけです。
 父は、母と姉の買い物にうんざりしていましたが、魚好きなので琵琶湖珍味の鮒ずしを発見してめっちゃテンション上がって買ってました。よかったね。

 海洋堂のフィギュアミュージアムとやらを発見! テンションが上がって中に入ったらまずフィギュアの売店があって、北斗の拳よつばととかがあって、テンションさらに上がって奥のミュージアムに入ろうとしたら入場料800円! ファックだ! 入れねえ!
 家路につきました。高速道路はだいぶ混雑しています。10キロ前後の渋滞が各地で起きているようです。

 明石海峡大橋、きれいだねえ。時間によってライトの色が変わるんですぜ。今なら1000円で渡れます。今のうちにどうぞ。滋賀県琵琶湖長浜日帰りでした。