やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「這いよれ!ニャル子さんF」感想


2015年5月劇場公開
監督:長澤剛
原作:逢空万太
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あらすじ:ある休日、自宅でいつもどおりニャル子、クー子、ハス太の3人とドタバタしていた真尋のところへ珠緒と余市がやってきた。話題のアミューズメントスポットへいっしょに行こうという。母:頼子とシャンタッ君もいっしょに脱出ゲームを体験できるその施設へ向かった。彼らは2人1組に分かれて、それぞれが施設の中へ入っていく。一通り楽しんで外へ出たところ、真尋とニャル子だけは何か様子が違っていた。
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 完全な劇場新作かなと思って観に行ったらOVAの先行公開じゃないですかー!
 何も情報を調べずに映画館で鑑賞した私が悪かったです。
 さて、上映時間は70分ありました。まずは予告があって、そのあとに本編かなと思いきや、阿澄佳奈松来未祐大坪由佳3人によるお話がございました。阿澄佳奈大坪由佳のほうばかり向いてしゃべっているのが気になってしかたなかったです。話した内容は「観に来てくれてありがとう」というやつですわ。
 それが終わると本編かなと思いきや、今度は「這いよれ!ニャル子さん 名状しがたい総集編のようなもの」が始まりました。これまでのアニメをまとめたものに真尋とニャル子がコメントをつけてあるものでした。これがすぐ終わるのかと思いきや長いんですよ!
 そのあとようやく這いよれ!ニャル子さんFが始まりました。
 声優3人のお話が3分、総集編30分、本編20分ですよ。ひどくね? これについては実際に6月19日から発売されるOVAもまったくこのとおりなんですね。
 それで、本編の感想はというと、たしかに総集編があったほうが物語に入っていきやすい内容ではありました。ニャル子が宇宙ナノマシンを体内に入れられてしまいます。そのために力を奪われて記憶も少しずつ失っていくのでした。記憶を失う過程で、真尋がニャル子をおんぶするなどをしています。それは過去に同じようなことがあったわけですよ。こういうところに総集編の存在が生きています。
 正直なところ総集編はクソウザいけど、総集編があったことで楽しめたのかな、と。好意的に解釈してみました。 総集編無しで観たらどうなっていたでしょうか。
 アミューズメント施設内での絵なのですが、静止画でした。これもひどくね?
 ちなみに、本編は、ニャル子に宇宙ナノマシンを投入した真犯人が何者なのか隠したまま終わります。続きがあるわけですね。こいつはやられました。
 記憶を失っていくニャル子は、これまでのニャル子の中で最高にかわいかったです。