やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

2013年鑑賞映画感想/カンバセーション…盗聴…/ラストマン・スタンディング/グロリア

230.カンバセーション…盗聴…
 1973年アメリカ。フランシス・フォード・コッポラ監督。ジーン・ハックマン主演。
 殺人計画に巻き込まれた盗聴専門家の心理的恐怖を描いた作品。

 コールが追い込まれている様子を長々と描きすぎだと思います。ダラダラ長すぎですよ。
 ハリソンフォードはスターウォーズ以前にもけっこう重要な役で映画に出ていたんですね。知りませんでした。
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231.ラストマン・スタンディング
 1996年アメリカ。ウォルター・ヒル監督。黒澤明『用心棒』をもとにしている。
 1930年代メキシコに近い地図に載っていない町ジェリコで、アイルランド系とイタリア系のギャングがにらみ合いを続けていた。そこへジョン・スミスと名乗る男がやってきた。彼は両方の組織の間を渡り歩いてひと稼ぎしようと企んだ。

 撃ち合いの場面がどれもこれも似たりよったりで、観ていて楽しくないのです。そもそもブルース・ウィルス演じる男が初めて撃った相手がありえないくらいふっ飛んでしまったのでこの映画はダメかもしれないと不安になりました。そして、案の定でした。
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232.グロリア
 1980年アメリカ。ジョン・カサヴェテス監督・脚本。
 プエルトリコ人会計士一家が殺されたが末っ子のフィルは唯一生き残った。彼は、マフィアの隠し口座を記した手帳を預かり、同じアパートに住む中年女性グロリアに託された。子供嫌いのグロリアと生意気なフィルは反発しあったがマフィアから逃げるうちかけがえのない存在になっていく。

 フィルはイライラします。口が汚すぎです。グロリアが不憫でした。子供嫌いとはいえ、なんだかんだで必死にフィルを守ったとても良い人でした。
 そもそもフィルのわざとらしい大人びた演技が気に食わないです。