2022年7月日本公開
監督:コリン・トレボロウ
脚本:エミリー・カーマイケル、コリン・トレボロウ
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あらすじ:ジュラシックワールドのあった島が噴火によって壊滅し、救出された恐竜が解放された。それから4年、恐竜の生息域は世界中へ広がっていた。恐竜の保護活動を続けているオーウェンとクレアはロックウッドの亡き娘から生まれたクローン少女のメイジ―も守っていた。そんなある日、ラプトルとメイジ―が誘拐されてしまう。一方、異常に大型化したイナゴが人類にとって新たな脅威になりつつあったが、そのイナゴはバイオシンという企業が生んだという疑惑があった。バイオシンへグラント博士とサトラー博士が乗り込んで陰謀を暴こうとしていた。果たして、メイジ―は無事救出されて、バイオシンの闇は暴かれるのか。
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だから言ってるじゃないですか。未熟な科学技術はいいことないよ、って。我々の科学技術がまだまだ発達途上だからこんなことになるんですよ。
自ら生み出した、というよりも復活させた恐竜が世界に広がったのはどえらい皮肉です。制御できないなんて、本当にやれやれでございますよ。
派手な見せ場が多くて、楽しめる映画でした。これまでのシリーズ名場面のオマージュもいくつかありました。最後の最後に、しっかり明るい未来を見せてくれたのもありがたいことです。
作中で人間が恐竜を殺す場面がいっさいなかったと思います。恐竜が人間を含めた哺乳類その他の生物を捕食する場面は多々あったのですが。なので、最後の恐竜対恐竜の戦いが起きて最終的に片方が死んだのは違和感がありました。
ところで、作中に小型旅客機が登場しました。高翼構造の4発ジェット小型機でして、もしかしてBAe146なのではないかなと思います。珍しい機体なので心が躍りました。それだけです。