やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「真・事故物件 本当に怖い住民たち」鑑賞感想

ポスター画像

2022年2月公開

監督、脚本:佐々木勝己

原案:角由紀子

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あらすじ:俳優志望のサクマは、ある日所属事務所のマネージャーであるアンドウに無理やり仕事を入れられた。それは、事故物件に住み込み、何かしらの映像を撮ってYoutubeに投稿するというものだった。同じ事務所でYoutuberをしている女性ふたりといっしょに千葉県木更津市の事故物件へ住むことになった。2階建のアパートは上と下に3部屋ずつあり、2部屋は住民がいるという。除霊もできる専門家によるとこの建物は1984年に宗教団体が借りていて人体バラバラ事件を起こしたらしい。サクマは奇妙な体験をしつつ、やがて最悪の事態へ巻き込まれていくのだった。

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 めっちゃ面白い映画だったのでぜひご覧ください。

 ただし、かなりグロい内容です。苦手な方はご遠慮ください。歯がヤバいっすよ。マジでヤバいですよ。歯でそういうことやっちゃいますか……。

 笑うところもあります。友情出演している島田秀平さんが、除霊もできる専門家として登場しました。彼が、1980年代に起きた事件を怪談風にしゃべったのですが、そのとき擬音を3回、「ガリガリガリ……」と繰り返しました。島田秀平さんはYoutubeの配信でゲストのありがとうぁみさんを呼んだときに怪談を話す上での心がける点として、「擬音を3回繰り返すこと」を挙げていました。その動画を観ていた私は、今作でも擬音を3回繰り返したのを見て、(こいつ、やってんな)とかなり笑いそうになりました。

 エンドロールに入る直前の場面の「せーの!」もだいぶ笑うでしょう。デスプルーフみたいじゃないですか。

 舞台が木更津なのは、きさらぎ駅を意識したのでしょうかね。

 この建物で行われていることはいったい何なのか、その全貌が見えたときも、そう来たか! という感じでございます。