↑三宅島旅客船ターミナルにある溶岩の椅子。
はい、というわけで、再び三宅島に戻ってきました。三宅島から東京まで船に乗ります。三宅島空港から船の港までは歩いていける距離(1kmくらいかな)なのですが、そんなに簡単に済ませたらだめですよね。
空港から港まで、路線バスで一周しました。30km、約90分の路線バスです。
バスから見える光景はなかなかすごいですよ。写真は全然撮れなかったけど、噴火で破壊された家がそのまま残っていたり、溶岩の野原があったり、噴石がそのまま放置されていたり、荒々しい光景が広がっています。
2000年から5年近くも三宅島住民の全員が島から避難していて、そのあと島に戻ってきて生活しています。バスから商店などが見えましたが、想像できないたいへんさがあるのだと思います。
↑東海汽船橘丸。すごい色です。
東京都港区竹芝と三宅島、御蔵島、八丈島を結ぶ大型貨客船です。
写真だと海がおだやかに見えますけど、民宿のオーナーも「今日はおだやかでよかったね」、と言っていましたけど、めっちゃ揺れてます。白波ではなくうねりがありまして、船は上下に1メートル以上揺れています。こんなのでどうやって船を岸壁につけるというのですか。このあと慣れた感じで着桟していました。
↑船内。ゆったりできますよ。丸い窓がありますけど、覗いてみたら鏡でした。
↑船の食堂。いろいろあります。めっちゃ揺れていたため、食券を船員さんに渡すとき転びそうになりました。これでおだやかだというのですか。
↑出航。三宅島は逆光でした。
↑橘丸ファンネル。
↑東京湾入港制限のため1時間遅れ。横浜。
↑レインボーブリッジの下を通ってまもなく竹芝桟橋へ到着します。
↑竹芝桟橋到着直前に東京タワーが見えます。人口2300人の三宅島から人口1000万人の東京へ移動しました。
↑東京から自宅へ帰る途中の富士山。
↑愛野駅で東海道新幹線の通称ドクターイエローを目撃しました。初めてです。
今回の旅は本当にまさかの事態が続いてしまいました。人生初の目的を果たせない旅となりましたが、終わってしまえば良いネタです。ドクターイエローまで見ることができるなんて、すげえ旅だわ。
↑名古屋でラーメン。
まさか、このあと和歌山から徳島まで乗る予定だったいつものフェリーが故障して帰路の変更を余儀なくされるなんて誰が予想したでしょうか。
切符売り場で「フェリーがね、今日の14時から故障してて欠航してるんですよ」、と言われて。「はあ……」とめっちゃ脱力しました。こんなことってある?
いつものフェリーまで壊れてしまうなんて。トホホ。
以上、伊豆諸島南部でした。