2022年1月日本公開
監督：クリント・イーストウッド
脚本：ニック・シェンク、Ｎ・リチャード・ナッシュ
原作：Ｎ・リチャード・ナッシュ
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あらすじ：テキサス、ロデオで落馬して怪我を負った過去を持つ高齢のマイクは、メキシコにいる息子を連れてきてほしいという依頼を友人から受けた。息子であるラファはすぐに見つかり、説得していっしょにテキサスへ帰ろうとするのだが、果たして。
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クリント・イーストウッドの懺悔や反省というものは終わったようです。今回は恩返しです。
メキシコシティからテキサスまでの旅路で、これといった大事件は起きません。死者は出ません。安心してご覧ください。ラファを連れ帰ることに成功するかどうか……それだけの作品です。
受けた恩にしっかり報いて、人々のやさしさに触れて、ただただそれだけの旅路です。
恩返しだの、やさしさだのを申しましたが、おかしなところはありますよ。どうした、おじいちゃん。ボケちゃったのですか？ 脚本家が悪いのですか？
車を2度盗むのですが、2度目がよくないのです。あっさりと自ら率先していました。
さらに、結局はあの女性のところへ戻るのですが、女性から離れた理由を思い出していただきたい。台無しです。
てっきり馬で国境を目指すのかなと思いきやそういうのはいっさい無しでした。ズコーッ。
というわけで、次回作を楽しみにしております。
