2021年10月公開
監督:清水康彦
脚本:徳尾浩司
クリエイティブアドバイザー:ビンチェンゾ・ナタリ
・・・
あらすじ:謎の立方体に閉じ込められた男女6人の生死を描く。
・・・
最終的には数字の謎を解いた少年:田代輝がキューブから脱出しました。柄本時生さんは冒頭で即死して、そのあとタイトルが出ました。ちなみにタイトルでは「CUBE」とだけ出て副題の「一度入ったら、最後」は出ませんでした。なぜでしょうか。
数字の謎を解いたのは田代輝と菅田将暉のほぼ共同でしたけどね。
で、黒幕というかキューブ側が派遣したヒューマノイドと思われる杏も一応生き残っています。その上でスタッフロール直前で次の犠牲者集団に混ざっていきます。
彼らの共通点としては、何かしらの罪を背負っているということです。田代輝だけはおそらく罪がありません。
というわけで、映画そのものは想像どおりのダメなものでした。108分とかいうあまりにも長すぎる上映時間がダメさを表しています。無駄な場面を増やしすぎです。
さて、スタッフロールに入ったあとも見どころがありました。予想された本編のダメさよりもスタッフロールで流れる主題歌のクソっぷりに驚愕です。
歌詞の中に「昔見たカナダの映画であったいかれた箱で殺されてゆくだけ」というのがありましたが、もうちょっとマシな歌詞の作成はできなかったんですか。
それとクリエイティブアドバイザー:ビンチェンゾ・ナタリというのも驚きです。CUBEだけのほぼ一発屋だとは思いますけど、と思いきや最近はドラマ監督で活躍しているようですね。とにかくそんな方が原作だけではなくてアドバイザーとして本作に参加していたのですか。信じられません。彼に製作陣が何か失礼なことをしなかったかどうか、不安になります。