2021年10月公開
監督、脚本：原田眞人
原作：司馬遼太郎
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あらすじ：新選組副長土方歳三の壮絶な生涯、武蔵の田舎から京都に出て函館で散るまで、短いながらも熱い一生を描く。
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さあ、やってまいりました。ついにこの文言を書くことができます。
原作既読です。
焼酎のくだりとか山崎が活躍するあたりは原作どおりでございますけども、原田左之助が全然出てこなかったですね。
やはり原作を2時間の映画にぶち込むのは無理でした。かなり駆け足の内容となりました。原作の函館だけを描けば良かったんじゃないですか。その函館で過去を思い出すという形になっている本作なんですよ。
船で移動する話、夜這いする話、その他諸々を完全に描いていませんし、こんなことなら燃えよ剣を原作にするなよと思います。
あと、最も注目すべき点は、セリフを聴き取ることができるのかというところでしょう。関ケ原では何を言っているのかわからないセリフが多すぎました。
でも、今作ではおおよそ聴き取れましたよね。自分が原作を読んでいたから聴き取れたという可能性もありますが、だいたい皆さんの滑舌は良かったと思います。
ウーマンラッシュアワーの村本さんとはんにゃの金田さんは、出演俳優を知らなかった私としては驚きでした。だけど、金田さんは殺陣をできていたし、村本さんは村本さんらしさのあふれる演技でした。
