2021年8月公開
脚本、監督、編集:入江悠
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あらすじ:埼玉県のとある市役所で働く鴉丸未宇は目立たない職員だった。ところが、彼女の祖父は、市長が先頭に立って進めている外国人排除条例に強行に反対している。そのために未宇は市役所で立場を悪くしていた。そんなある日、先輩の間野が自殺した。彼は議事録の改ざんをさせられていたのだった。未宇は祖父から鴉丸家の秘密を告げられ、市役所の闇を暴いて間野の仇を取ることを決意するのだった。
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面白いかどうかで言うと……少々厳しいものがありました。
それにしても、どいつもこいつも悪いやつばっかりでございます。未宇の親友も彼女を苦しめました。すべてが敵となったとき未宇があまりにもかわいそうでした。
その親友もあとで改心するのですが未宇に対して「すべてが終わったら電話して」としか言わないのです。手伝ったりしないんですよ。助けようとはしないのです。所詮、世の中はすべて敵なのです。悲しい映画でございますな。