2021年2月公開
監督、脚本:岨手由貴子
原作:山内マリコ
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あらすじ:東京渋谷区の高級住宅街松濤で育った華子は結婚を予定していた男と破局し、再び見合いをすることになった。さらに上流の家で育った弁護士の青木幸一郎との縁談は進み結婚にまで至った。一方で、富山から出てきた苦学生の美紀は、幸一郎を通じて華子と出会う。
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いろいろむかつきました。ブルジョアどもめ。ダンプで突撃をかましてやりたいです。
うちの尚人君なんて銀河の王だぞ! ほしいものがあったら金で買わずに作るんだぞ! 上級国民なんぞ全然相手にならんわい。
とはいえ、たいへん良い環境で見たというのは良かったです。笑いが起こるし、開演前の、劇場支配人らしき方によるマイクでのアナウンスもありました。
青木幸一郎は出てきて早々に、(あ、こいつやばいな)というのがありました。というのも、自分が食べたいものを自分だけの理由で決めて華子にやんわりと押し付けていたからです。
バイオリニストの女性はとても良い感じでございました。あんな方が近くにいたらそりゃあ影響を受けるってなもんです。やっぱり環境というのは大切だなと思います。映画を見ているときの環境も含めて大切です。
美紀については、ほんとにがんばってほしいなあと応援していました。家庭がなかなか厳しい状況ですけど、応援のしがいがあります。相手は上級国民なのですから。そんな美紀が華子に影響を与えることができたときは、やった! という感じです。
幸一郎の母が華子を叩いたときは、最高に腹立ちました。暴行罪やぞ! 引っ立てろ!
あと、音楽会とかイベントを手伝うお仕事というのはコロナ禍だとたいへんだろうでしょうね。彼女たちはどうやって暮らしていくのでしょうか。
ところで、最近はシートベルトを締めているいないが話題になっているようですが、作中で自転車2人乗りとタクシー後部座席のシートベルト未着用がありました。