2021年5月日本公開
監督、脚本:アンドレス・カイザー
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あらすじ:メキシコのオアハカ州で野生の人間を見つけた聖職者が彼らを保護して育てていく。だが、彼らは焼失という最期を迎える。そこへ至るまでに何があったのか。関係者のインタビューや、発見されたビデオテープや日記から真相を暴く。
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前情報をいっさい入れずに見たのですが、冒頭の雰囲気がファウンドフッテージ形式、フェイクドキュメンタリーぽいなあと思いました。
配給がTOCANAですが、TOCANA配給作品の鑑賞はこれで3作品目となりますけどもこれまではドキュメンタリーでした。なので、今回も野生児を見つけちゃったドキュメンタリーなのかなと思いきや違いましたね。
今回はちゃんとしたヒトコワホラーでした。鑑賞中は劇場内でひとりだったのでスマホをいじりながら情報をちらりと見てみると思いきりフェイクと書かれていました。はい、フェイクです。
だけど、かなりよくできたフェイクです。超常現象はいっさい起きません。ひたすらヒトコワです。TOCANA配給だからって舐めてかかったらダメなやつでした。
宗教って嫌いなんですけど、今作も宗教絡みで狂った人間が出てくるわけですよ。ますます宗教嫌いが進みました。宗教なんてものは人を不幸にして、争いを生み出すだけです。寺社仏閣などの歴史的価値は大切にしたいなあと思いますし、クリスマスとかお盆みたいな部分は今後も利用していきますが、我が家のS宗から距離を置きたい今日この頃でございます。
2020年2月に水の神を祀る神社で新型コロナウイルスを洗い流すようにお願いしたのですが、全然効果がないですね。神なんてものは存在しないのであります。宗教を信じるのではなく、身近な人を大切にしてください。