やくもとうずしおをがっつりと

目指していた国道完走と鉄道完乗は終わりました。日本のすべての国道を走り、鉄道に乗ったのです。

映画「砕け散るところを見せてあげる」鑑賞感想

ポスター画像

2021年4月公開

監督、脚本、編集:SABU

原作:竹宮ゆゆこ

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あらすじ:高校3年生の濱田清澄は、高校1年生の蔵本玻璃がいじめられているところを目撃した。母の教育で他人のためにがんばる人間になろうとしていた清澄が彼女を助けようとした。3年生は彼を応援したが1年生の大多数はいじめをやめなかった。しかし、蔵本玻璃はいじめよりもはるかに大きな課題を抱えていた。果たして清澄は彼女を救うことができるのか。

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 原作未読です。

 冒頭数分で耳がないなった。蔵本玻璃の強烈な叫びで鼓膜がやられました。

 脱力して膝から崩れ落ちる人間を100年ぶりに見た気がします。尾崎妹が脱力して膝を突く場面では、頼むから蔵本玻璃のことを理解してやってほしいと願ったわけですが。

 あと、説明セリフが一部ひどかったです。ボートに乗って湖底のスーツケースを探す場面で「ボートに乗って湖底のスーツケースを探す」と独り言を言いました。この説明セリフはアホかな?

 いくつか本作の感想を見ましたがSFでしたというものが散見されました。どこがSFだよ。アホかな? 確かに、劇中でUFOの飛ぶ場面があるのですが、あれはそういう意味じゃないわけですよね。清澄と玻璃の心象風景じゃないですか。なのに、SFとかいう輩が一人二人じゃなかったので、アホかな?

 見る前にその感想文を読んだので、SFなんですか!? と驚きつつ見てみたら全然違うじゃないですか。

 あと、私もアホかなということなんですが、クライマックスはどういう意味なんですか。清澄父が遭遇した事態とまったく同じ事態が清澄にも起きたわけですけども。そのときの停車している車のナンバープレートがまったく同じでした。『諏訪9090』でした。ほぼ同じ状況に遭遇したのではなく、まったく同じ事態です。これは、いったいどういうことなのでしょうか。原作を読まないとわからないやつですね。

 堤真一は、地獄でなぜ悪いなどなど癖のありすぎる強烈なキャラが多くて、今作もかなり怖いキャラです。堤真一ゴルフクラブを振って頭を殴ろうとした場面については、もうすでに2発も喰らって死にかけている頭が3発目を喰らう寸前に動いてゴルフクラブを避けたように見えました。

 スタッフロールの最後が「directed by SABU」でした。SABUの文字がゴシック調の太い白文字でした。どういうつもりでしょうか。どこかのメーカーのロゴっぽいです。