やくもとうずしおをがっつりと

「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

映画「騙し絵の牙」鑑賞感想

ポスター画像

2021年3月公開

監督:吉田大八

原作:塩田武士

脚本:楠野一郎、吉田大八

音楽:LITE

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あらすじ:出版不況に苦しむ出版大手の薫風社では、東松社長と伊庭一族の子を新社長に推したい宮藤常務の争いが起きていた。110年の歴史を持つ月刊小説誌「小説薫風」をリストラしたい社長の周りで新参の編集者速水が雑誌トリニティを利用して暗躍する。

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 塩田武士といえば、映画「罪の声」でだいぶ叩きました。ごめんなさい。

 塩田武士を叩いたのではなく映画「罪の声」を叩いたのですが。

 今作も、何を言ってもネタバレになりますのでほとんど何も言いません。速水編集長の言葉を借りましてこの映画が「めちゃくちゃ面白いです」と言わせていただきます。

 それでですね、モデル役で出てきた池田エライザが超かわいいのでございます。映画で見る池田エライザがかわいいなあと思ったのは本当に久しぶりです。池田エライザをかわいく描いてくださってありがとうございます。その池田エライザが演じる城島咲の正体も面白いことになっています。

 作中でやたらと「アマゾン」というセリフが出てきましたが、エンドロールにアマゾンの文字はありませんでした。アマゾンとかいうやつは本当に極悪非道ですね。すべてを根絶やしにするアマゾンなのでした。

 あと、背景に吉田修一の名前があったりしましたので、人物の背後にある本棚やポスターなどもしっかりご覧ください。

 映画の作中で見られるニュース番組の陳腐さには毎度辟易しますが、今作では某NHKクローズアップ現代みたいな重厚な作り込みの番組が登場しました。今作はそういうところも芸が細かいですな。

 ぜひ映画館でご覧ください。