やくもとうずしおをがっつりと

目指していた国道完走と鉄道完乗は終わりました。日本のすべての国道を走り、鉄道に乗ったのです。

映画「ワンダーウーマン1984」吹替MX4D鑑賞感想

ポスター画像

2020年12月日本公開
監督:パティ・ジェンキンス

原案:パティ・ジェンキンス、ジェフ・ジョンズ
脚本:ジェフ・ジョンズ、デビッド・キャラハム
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あらすじ:1984年のワシントンD.C.で人類学などを研究しているダイアナは、宝石学などを研究するミネルバと出会った。裏取引されるはずだった石を調査したミネルバはその石にふと願いを告げる。その場にいたダイアナも願いを告げた。その後ミネルバは急激に変化を遂げた。一方で石を手に入れるはずだったマックスロードはミネルバに接近して石を持ち帰る。その石は人々のあらゆる願いを叶えるものだった。マックスロードは石の能力を得ることを願い、同時に石が消えた。マックスロードは多くの人と会い、彼らの願いを叶えていく。そのため世界が混乱しはじめた。ダイアナの前に死んだはずのスティーブが現れた。それがダイアナの願いだった。ようやく石の能力を知ったダイアナはスティーブと共にマックスロードを追う。ミネルバの協力もあって、願いを叶えると代償があることを彼らは知る。スティーブはダイアナに願いを取り消すよう説得するが彼女は聞き入れない。マックスロードは人々の願いを叶える代わりに彼らから多くの代償を得て、世界は崩壊へと突き進む。ミネルバはダイアナのようになりたいと願ったことで強大な力を得る。そのミネルバがダイアナの前に立ち塞がる。果たしてこのまま人類は滅ぶのか。
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 今年はMCUが1本もなく、DCはハーレイクインとワンダーウーマンでした。奇しくもどちらも女性主人公ですね。
 大作のヒーローアクションが実質ワンダーウーマンだけとあってたいへん寂しい1年でした。
 さて、そのワンダーウーマン1984ですが、
 長い! 155分は長い!
 アベンジャーズかよ!
 ただし不必要で切り捨てられそうな場面がなくて、これ以上短くすることは難しいかと思われます。
 1984である必要はあったのでしょうか。別に、2020年でも問題なさそうな舞台設定だと思うのですが、でも2020年なら生き返ったスティーブ大尉が短時間で時代に順応できないかもしれません。
 少女時代のダイアナが冒頭で描かれますが、これの意味が本編にあまり生きてこないです。あと、予告にもあった金ピカの鎧がどこから現れたのか、どんな能力があるのか、よくわからないままクライマックスで装着されました。その鎧にかかわる人物がスタッフロールの途中で出てきますので席を立たずにいてください。
 このように脚本に難ありだと感じられます。他にも、後半の人類破滅の危機をダイアナがどうやって収拾するのか、こんなの危機すぎて無理ゲーじゃねえかと思いましたし、やや都合の良い終わらせ方となりました。
 でも、個人的にめちゃくちゃ気に入った場面があります。スティーブ大尉とダイアナが航空機に乗り込んで飛び立つ場面です。だいぶ感動しました。パイロットであるスティーブが生き返りまして、再び操縦桿を握るわけで、そのときの彼のワクワク感がたまんない場面でした。空を飛ぶ能力を持たないダイアナが愛するスティーブの操縦する航空機で飛ぶ場面は控えめに言って最高です。
 あと、マックスロードがテレビCMに出ている場面がありますけどウルフオブウォールストリートのベルフォートぽいですね。ベルフォートは90年代ですが、時代の空気が近いのもあってなかなか良かったです。そういえば、マックスロードは白人なのにその息子がアジア系なのはなぜですか。
 というわけで、やっぱりガル・ガドットがマジですばらしいですし、ワンダーウーマンとしての違和感もありませんし、ぜひご覧ください。