2020年10月日本公開
監督、脚本:バーツラフ・マルホウル
原作:イェジー・コシンスキ
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あらすじ:ナチスから逃れるため疎開していた少年が、彼を預かっていた祖母の死により一人で自宅を目指して旅に出る。しかし、その往く先々でひどい苦難に見舞われる。
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心を無にして169分を耐えようと思いました。
冒頭のフェレットが死ぬ場面ですね。いきなりこれですね。開始早々にこんなものを見せられたので、もう絶対に心を無にして何も感じないようにしようと思いました。
その後もなかなかきつい場面が続きまして、何なら寝てしまおうとさえ思いました。でも、寝られない作品でした。最後の最後まで見てしまいました。
ニーチェの馬っぽい映像ですけど、次々と起こる災難はラース・フォン・トリア監督5人分くらいの威力があります。ただ、精神的にやられますが、グロさはないので観終わったあとに飯が喉を通りました。何を見ても何も感じないように努めたおかげです。