やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「青くて痛くて脆い」鑑賞感想

ポスター画像

2020年8月公開

監督:狩山俊輔

原作:住野よる

脚本:杉原憲明

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あらすじ:人間関係を可能な限り避ける田端楓は、大学に入学してすぐに秋好寿乃と出会った。彼女は理想に邁進して周りから浮いていたが、そんな彼女に何かを感じた田端はいっしょにサークル「モアイ」を立ち上げることになった。モアイの目的はこの世界を変えて争いごとをなくすという大それたものだった。そんなモアイはある日大学講師の助言で急拡大する。だが、その拡大は秋好の理想とはかけ離れていた。就職を控えた年の田端はそのサークルにいなかった。設立当初とは全く違うサークルになっているモアイが秋好を消したことを憎む田端は友達の前川とモアイ崩壊を目指して行動を起こす。

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 なんだ、これ。いったい何だ、これ。

 KO福のサイエンスが作った映画を観ているような感覚です。田端の憎しみが暴走してモアイを潰そうとしたのはわかりますが、どうしてその結末に至るのですか。

 学生情報を集めていた天野巧は心底から良かれと思って行動していたということですか。天野巧が謝罪する場面はあったものの、それで済ませていいものでしょうか。

 秋好の理想は現実の前に脆くも崩れ去ったということですか。前半もクライマックスもすべて秋好の一方的な物言いばかりですよね。

 うわー、わかんない。この映画全然わかんない。