やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ぐらんぶる」鑑賞感想

2020年8月公開

監督:英勉

原作:井上堅二吉岡公威

脚本:英勉、宇田学

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あらすじ:離島の海都久島にある大学に入学した伊織はキラキラした大学生活を夢見ながら叔父が経営する島のショップでお世話になる。ところが、記憶を失って目を覚ますと全裸で大学構内の地面に横たわっていた。そんなことが何度も続く。そのうち、同じく全裸の耕平と出会う。その後も2人はタイムリープみたいに全裸のまま大学構内で目を覚ますことを繰り返す。やがて、それはダイビングサークルの仕業だとわかった。彼らは島から脱出することを目標にしてそのサークルでダイビングを練習しはじめる。

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 どうすんだよ、これー。見る前からひどいことはわかっていたけれども。なぜ見たのかという件ですが、それについては責任転嫁になってしまいますので申しかねます。あ、ちなみに原作未読、アニメも未視聴です。

 中央線は特快があるのにどうしてそれ以外の路線は特快クラスの列車がないんだろうと考えながら見ていました。途中から早くこの映画終わらないかなと考えながら見ていました。

 勢いだけはすばらしい映画です。最後までその勢いは衰えません。VAMOS! Bebe! この勢いだけは本当にノリノリでございます。潜っているときと地上でのドタバタの緩急もあって、いいんじゃないでしょうか。だからどうした。主演の2人どころか千紗もめちゃくちゃ記憶喪失になってんじゃねえか、キャラがガタガタじゃねえか。

 今年のやくもとうずしおをがっつりと映画ランキングは手当たり次第に鑑賞していることもあってひどいものになりそうです。とはいえ、あの映画に比べたら全然マシです。ここだけの話ですが、竜星涼のことをずっと石垣佑磨だと思って見ていました。なんだかやけに若いなあなんて思いながら見ていました。事前に竜星涼が主演で出ているということを聞いていたにもかかわらずです。見ているこっちもひどいもんです。

 ワーナーが配給している邦画でダメな作品ってのはなかなかありませんけど、本作もワーナーですけど、たまにはこういうダメなものもありますね。