2020年6月公開
監督：柴崎貴行
脚本：須藤泰司
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あらすじ：徳川三代将軍の時代、江戸の吉原遊郭で謎の失踪殺人事件が続いた。そんなとき死神を相棒とする死神遣いの久坂幻士郎のもとへ人探しの依頼が入った。その人とは吉原にいるという。殺人事件と探している人物に関係する者がこの世の中で戦乱を起こそうとしていることが明らかになっていく。
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東映のムビステというプロジェクト第二弾がこの作品とのことです。第一弾は「GOZEN」という御前試合を題材にしたもののようですね。ムビステというのはムービーとステージなのですが、映画と舞台を同じ世界観で作って連動するものであり、それぞれの物語は独立しているので両方見なければならないということはありません。それなら安心です。
出演者に見たことのある人がちらほらいました。仮面ライダージオウの押田岳、マジレンジャーの松本寛也、シャンゼリオンと仮面ライダー王蛇の萩野崇ですね。こういったところは東映ならではでしょうか。出演者一覧に高田里穂の名前もありますが、どこに出ていたのかわかりませんでした。
新しいヒーローの死神遣いですけれども、どこがどういうふうに強いのか、キャラがどうもぶれているように思われます。何かしら強そうなのですが、けっこう普通に殴られるし、そうかと思えば強いときもあります。そんな彼もまさかのラストでした。そこは東映ヒーローらしく都合の良い展開になるんだろうなあと思ったら、ならないのでした。涙という伏線をしっかりと回収したわけですね。
