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ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ドクタードリトル」(吹替)鑑賞感想

ポスター画像

2020年6月日本公開
監督:スティーヴン・ギャガン
脚本:スティーヴン・ギャガン、ダン・グレゴール、ダグ・マンド
原作:ヒュー・ロフティング
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あらすじ:名医のドクトル先生は動物と話すことのできる力を持っている。しかし、変わり者の彼は世間と距離を置いてひっそり暮らしている。そんなとき女王が倒れた。ドクトルは女王を救う薬を求めて動物たちといっしょに冒険に出る。そんな中でドクトルの過去が明らかになり、国の陰謀にも巻き込まれていく。
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 原作は1920年から1953年にかけて続々と刊行されたそうです。映画化は1928年に無声のアニメを最初としているようです。その後は1967年に映画化されたほかエディ・マーフィ主演で1998年と2001年にも映画化されています。エディ・マーフィ主演作は現代の米国が舞台でありいろいろあって主人公が動物と話すことのできない状態から始まります。それに比べると今作は原作に忠実といったところでしょうか。ちなみにエディマーフィ主演作は3作目としてビデオオリジナル作が存在するようです。動物と話す娘が主人公だそうです。

 今作はドリトル本人よりも周りの人と動物たちが成長していく物語でした。ドリトルはそれを手助けするのみです。安心して見ていられるお話です。

 吹替で見たのですが、その声は藤原啓治さんです。今となっては画面に向かって合掌です。やさしくて、頼りになる声です。お父さんですし、社長ヒーローですし、今回は動物のお医者さんです。本当に頼りになりますね。亡国のアキトでもたいへん良かったですよ。耳に良い声です。