前回のカガワ日記は、
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カガワインターネット禁止法案に不穏な動きがあることをトクシマ毎朝新聞が報じています。
カガワのメディア大手リツリンテレビがインターネットによる害悪を日々放送していて、リツリン新聞が国内の学校に「インターネットのない生活」という冊子を配布しているのだそうです。法案提出の2年前から始まっていたようです。世論誘導ではないかと毎朝新聞が批判しています。また、毎朝新聞の5面の隅に、カガワ国会のオオデン議長はゲームに熱中している娘に無視されたことがあるという記事もありました。カガワにしてみれば毎朝新聞もよそもんなので、言われたくはないかもしれません。
とはいえ、トクシマでもインターネットやゲームの禁止に賛成する声が出始めています。
私も、ある程度の制限はあったほうがいいのかなと思ったのですが。
でも、良くないことです。なぜなら、禁止に賛成している人たちは自分たちに影響がない、関係のないことだから賛成しているんじゃないかなと思います。だからといって、制限や禁止を法律が決めることはいずれ自分の好きな分野に飛び火しかねません。私の好きなサブカルを国が制限する日が来るかもしれません。あなたの好きなものが制限される日が来るかもしれません。だからこそ、自分に関係ない分野が制限されることに対して他人事でいてはいけないのです。
まあ、でも、インターネットの禁止なんてできるわけがないでしょう。法案は法案のままで終わるでしょう。カガワは北ツガールみたいな独裁国家ではなくて我々と同じ民主国家なんです。
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この記事はフィクションです。実在する団体や個人とは一切関係ありません。