社長とけっこう豪華なおひるごはんを食べています。頼んだものが出てこないので私は席を離れて文句言いに行ったら対応した店員は帰宅したので店員と直接電話で交渉しろと言われました。
なんだよそれと思いながら席に戻って社長と向かい合ってごはんを食べます。
社長が何か話をしています。そのとき、私の携帯電話に着信がありました。かけてきた相手は父でした。社長を一目見て通話ボタンを押したら、社長が「今大切な話してるからこっちを見ろ」と言います。通話を切るボタンをすぐに押しました。
いつもだったらかかってきた電話を優先させる社長が通話を遮ったことに私は少し怒っていました。
ちなみに、通話は数秒つながった状態でした。携帯電話からは……呻き声が聞こえていました。
・・・
そのとき目が覚めました。
父は去年死んでいます。これは、もしかして、そういうことなのかなと寝ぼけた頭で考えました。
ここ数年は、見た夢をまったく覚えていません。覚えていたとしても起床して5分もたてば忘れます。しかし、この夢だけは3日前に見たものなのにいまだにはっきり覚えています。