2019年8月公開
監督、脚本:クエンティン・タランティーノ
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あらすじ:1969年、テレビ俳優としてのピークを過ぎたリック・ダルトンは映画スターへの転身を試みていた。だが、それもうまくいかず苦悩する。そんな彼のスタントマンを務めてきたクリス・ブースは自分らしく生きていて、対照的な2人だった。ある日、リックの自宅の隣に映画をヒットさせたロマン・ポランスキー監督とその妻であり新進気鋭の女優シャロン・テートが引っ越してきていた。そんな彼らの人生とハリウッドの歴史を変える事件が近づく。
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ああ、なるほど、そういうことなのか!
皆さんの批評やシャロンテート事件をよくよく調べておかないと意味わかんない映画ですね。
昔話ですが、実話ではなくおとぎ話なんですね。タランティーノ監督はこの歴史を変えてみたわけです。
新しい作品の撮影をしているリック・ダルトンはかっこいいし、クリス・ブースは単独で面白いことをやっています。クリス・ブースが超かっこいいですね。アンテナの修理をするクリス・ブースがかっこいいし、昔の映画撮影用牧場に乗り込んだクリス・ブースがかっこいいし、クライマックスがかっこいいし、LSDをキメたクリス・ブースが怖いし、リック・ダルトンもまさかの火炎放射器でした。
ブルース・リーについて、タランティーノ監督によるとこういう人間だったことを取材したとおっしゃいますけども、なんだか彼の描き方に悪意を感じます。本当なのかなとすっごく疑っています。
あと、シャロン・テートがかわいい……前半のパーティでダンスしているところがかわいい……自分の出演している映画館に入るときのやりとりと劇場内の観客の受け方を見ているシャロン・テートかわいい……マーゴット・ロビーかわいい……
それと、クリス・ブースが車に乗せたヒッピーの女の子がかわいくてですね、その前にクリスと出会ったときに乗せてもらおうとして断られたときの仕草が最高です。
タランティーノ監督はヒッピー大嫌いかな?
それにしても、俳優の演技ってやつが私はほんとにわかってないなあと思いました。ごめんなさい。クリス・ブースは演技のできない大根役者みたいな感じらしいのですが、それが全然わからなかったです。本当に、演技の上手下手がわからないので、今後私が演技について上手下手を言ってたらぶっ飛ばしてもいいでしょう。……という言い訳。