やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「チャイルドプレイ」鑑賞感想

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2019年7月公開
監督:ラース・クレブバーグ
脚本:タイラー・バートン・スミス
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あらすじ:アンディのために母が人形を買ってきた。AIを搭載して家電と連携することも可能であり、自立歩行する。ところが、その人形に異変が起きる。
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 上映時間90分!
 すばらしい短さです。上映時間の短い作品は文句無しの良作です。
 そんなわけないだろ!
 今作は、上映時間に見合った良作ではありません。
 まず、人形の見た目がかわいくないのです。作中のみなさんはかわいいとおっしゃるのですが、まともな状態でもかわいくないし、最初から不気味です。それでは意味がありません。しかも、80年代デザインの人形が先端科学の塊というのもおかしな話です。古臭いデザインなのに現代で大人気なのでした。
 人形がなぜチャッキーという名前を名乗ったのかよくわかりませんし、そもそもチャッキーの暴走を招く原因となったベトナムの工場はその後まったく話に絡んできません。工場の場面で落下したのは上司でしょうかね。
 ホラーというよりもAIが人々を殺すお話なので、SFでした。チャイルドプレイのリブートというよりもターミネーターの新作という感じです。AIではなくて、殺人鬼が乗り移ってしまえばよかったのに、現代に合わせた結果かなりダメになったと思います。
 人形が少しおかしいと思ってるならさっさと電源切ればいいのに、だいぶおかしくなって電源を切るのも難しい状態になっていきますし、アンディの行動がいちいち鈍臭くてイライラします。頭部を持ち出す場面も、アンディたちの行動が頭悪すぎてイライラします。