2019年3月公開
監督:クリント・イーストウッド
脚本::ニック・シェンク
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あらすじ:花を育てる仕事ばかりしていて家族を顧みなかった90歳のアールは娘の結婚式すら出席しなかった。農場を差し押さえられたアールは運転するだけでいいといううまい話に乗る。それは薬物を運ぶものだった。麻薬取締局の手が伸びる中、アールは大金の手に入る運び屋を繰り返してしまう。
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なんだ、これ、すんげえ面白いんですけど。
運び屋になってしまうまでのアールはよぼよぼで、劇中で倒れてそのままぽっくりいくんじゃないかとドキドキしていました。実際のクリントイーストウッドはピンピンしているようです。そんな不安も運び屋稼業をはじめたところで払拭されました。運び屋になってからは、私の脳内では日本での老人による自動車事故などがよぎっていましたけどね。アールの運転は心配でした。やたらと車線変更していませんでしたか。それもウインカーを出さずに。あっちではそういうのはアリなんですかね。走行車線と追い越し車線の区別もないようです。
某宇多丸さんがおっしゃるとおりコメディです。リップクリームの場面なんか呆然としましたけどね、私は。
もう最高です。このおじいちゃん大好きです。アールに対してイライラしている方が大勢いるようですが、私は大好きです。最高の陽キャです。
それにしてもコカインで逮捕された件もありましたのでタイムリーな側面もあります。
というわけで、クリント・イーストウッドのことは許してやったらどうや。