三郷ジャンクションから常磐道に入りまして、向かうは福島県浜通りです。
常磐道をひたすら北上して、いわき市を通過して、やってきたのは浪江インターです。浪江インターで降りるのは2度目です。
帰還困難区域は面積が変わりませんが、国道の一部だけは一般車でも通行可能になりました。浪江インターから国道114号に入りまして、まずは国道6号交差点を目指しました。浪江インターと国道6号の交差点の間の国道114号はすでに走ったのですが、浪江町のどこかで給油しないとこのあとガソリンが持ちそうにありません。
浪江町でガソリンスタンドを探していると、ちらほらと車が走っていたり家々に人の姿がありました。それよりも警察車両やモニタリングをしている車両が多かったです。ガソリンスタンドではびっくりするくらい元気で丁寧な対応をしてくれました。
再び国道114号に戻りローソンに入りました。客の出入りが多くて、浪江町は元気を取り戻しつつあるのかなと思いました。ただ、やはりローソンをモニタリングしている業者がいていたので闇はあります。
ローソンを出て国道114号を西へ向かいました。ここから先は帰還困難区域なので許可車両しか入れないというゲートを帰還困難区域の内側から通過しました。通過したところでUターンしまして、今度は国道399号に入ります。北へ向かう国道399号は今も通行禁止です。少し南下したところでゲートです。以前はこのゲートまで来て引き返した私でした。
国道399号をゲートから戻って国道459号に入りました。この459号もゲートを通過してそのまままっすぐ進みました。
すぐに集落があって、そこでは家族連れが歩いていたり、なんだか安心しました。
帰還困難区域内では国道からはずれることが完全にできなくなっています。区域内の家はゲートに囲まれていたり、未舗装の道すら立ち入り禁止になっています。
というわけで、通行可能な国道はすべて走ったところで福島県の国道完走です。残りの国道399号と国道288号はいつ通行可能になるのでしょうか。
福島の山中を駆け抜けて、磐越道船引三春インターからひたすら自宅を目指しました。
磐越道、北陸道を経由です。途中の新潟黒埼パーキングで休憩です。
以上、東京都、千葉県、福島県の国道を完走です。残りは福井県と石川県の境をまたぐ国道416号新規開通区間です。
走行距離はおよそ2200キロでした。
いよいよ国道完走が見えてきました。
↑浪江町の国道114号沿いローソン。ここだけを見るとまるで日本の日常です。
↑国道114号青おにぎり。
↑国道114号青おにぎりと「帰還困難区域のため長時間の停車はご遠慮ください」の看板。
↑国道399号青おにぎりと「帰還困難区域のため火気厳禁」の看板。
↑国道459号。帰還困難区域を抜けた二本松市内の青おにぎり。
↑黒埼パーキングでいろいろ購入。味付ホルモンが超うまいです。