やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「インクレディブル・ファミリー」(吹替)鑑賞感想


2018年8月日本公開
監督、脚本:ブラッド・バード
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あらすじ:スーパーヒーローが法律で禁止されている中、パー一家は保護プログラムで隠れるような生活を送っていた。そんなとき急成長した通信会社デブテックを経営するウィンストン・ディヴァーとその妹イヴリンからヘレンに新たな任務が与えられた。それは巨大都市ニューアーバンでヒーロー活動を行い、再びスーパーヒーローが活躍できる世界を取り戻すというものだった。ヘレンは単身で任務に就き、家事をロバートがこなしていく。
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 恒例のピクサー映画が今年もやってまいりました。
 同時上映は「BAO」です。このBAOはちょっと意味がわかんなかったんですが。上海?の男が豚まんを作りまして、食べようとしたら豚まんに命が宿りました。その豚まんは男との生活で成長していきます。ある日豚まんが女性を連れて帰ってきますが、その女性と家を出ようとしました。それを止めようとする男、言うことを聞かない豚まん、男はついにその豚まんを食べてしまう……そこからの流れが意味がわからないです。誰か解説をお願いします。だけど、飯がめちゃくちゃうまそうです。ピクサーすごいです。
 家族持ちというか、家族全員がヒーローというあたりはインクレディブル独特ですかね。でもヒーローがいるからヴィランが出てくるというあたりは王道ですかね。ヒーローの活動が街に被害を与えている件に言及されていますが、その言及のあとのイラスティガールでも結局被害を出しているじゃないですか。そういうところもちゃんとしてほしいですね。いっさい被害を出さないヒーロー活動もピクサーなら見せてくれると思いますがね。
 黒幕の正体は間違いなくこいつだと考えていましたが、半分当たりの半分間違いでした。黒幕ではなかった某氏は、少し無理があるかなと思います。
 インクレディブルが昔乗っていたスーパーカーの登場は少々唐突ですかね。
 とはいえ、細かいところの設定がすばらしいです。クライマックスの船です。アンカーチェーンの使い方なんてすばらしいじゃないですか。あれが船尾のホーサーロープだったらもっと良かったんじゃないかなと思いますが、あー、でも、やっぱりアンカーチェーンのほうがいいかもしれません。
 ピクサーすごいです。製作費200億円ですよ。アニメ映画に200億です。桁が違いすぎます。