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ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「BLEACH死神代行篇」鑑賞感想


2018年7月公開
監督:佐藤信
脚本:羽原大介佐藤信
原作:久保帯人
音楽:やまだ豊
撮影:河津太郎
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あらすじ:幽霊を見ることができる黒崎一護は悪霊ホロウに襲われた家族を助けようとした。死神のルキアが現れて、彼らを助けようとしたものの力及ばず一護に死神の能力を譲ってしまう。それから一護とルキアの奇妙な同棲が始まった。
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やってきました、BLEACHの実写化ですね。私はもちろん原作未読です。初めて知りました、彼らは死神だったのですね。
絵に描いたような友情、努力、勝利ですね。漫画だから絵に描いた友情、努力、勝利というべきでしょうか。一護とルキアの友情、一護の努力、そして勝利です。暑苦しい主人公に私の苦手なツンツンした女の子です。BLEACHはまったく見たことないわけではなくて、ルキアはたまに見たことがありますが、見た目そのまんまのツンツンでした。あと、ルキアって、あまりかわいくないですよね。それを演じる役者が杉咲花ですから、ナイスな配役です。
一護がなぜ幽霊を見るのか、そのあたりについては触れられませんでした。どうやら続編がありそうなのでそちらで明らかにするのでしょうか。
CGはしっかりしています。街の破壊が特にいいですね。次から次へと建物や車を壊していく絵はすばらしいですね。
脚本も人物紹介からクライマックスに至るまできれいな流れだと思います。何より、続編をいっさいやりそうにない終わり方がすばらしいでしょう。漫画実写化の悪いところは続編やる気満々の結末だと思います。
ただ、街で戦っている黒崎一護を井上たちが感じることができたのはよろしくないでしょう。まったく見えていないのに、「黒崎くんを感じた」て、はあ?です。こういうところがこの手の漫画特有のものなのでしょうかね。
それと、「まだまだ」の場面ですが、いったい何回「まだまだ」をするのでしょう。トドメをもっとしっかり刺せばいいのにと思いました。
あと、クインシーのおにいちゃんですが、どう見ても死んでるのに、生き返りましたよね。どういうことですか。
BLEACHの実写化は成功しました。間違いないです。他の方の評価も良いですし。ところで実写化映画の共通点はワーナー製作配給だと思うのですが、いかがでしょうか。テラフォーマーズもワーナー製作ですが、それは例外ということでお願いします。
副題の「死神代行篇」はエンドロールで出てきますのであしからず。