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ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ジュラシックワールド/炎の王国」(吹替3DMX4D)鑑賞感想


2018年7月日本公開
監督:J・A・パヨナ
脚本:コリン・トレヴォロウ、デレク・コノリー
原作:マイケル・クライトン
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あらすじ:ジュラシックワールドの惨劇から3年が過ぎた。恐竜たちの暮らすイスラ・ヌブラル島は火山活動が活発となっており、恐竜たちが再び絶滅する事態となった。世界は恐竜たちの救出を放棄したが、一部の活動家など、特にクレアが人道的な立場から救おうとしていた。そんなとき、ロックウッドの支援で新たな島へ恐竜を移送する計画が密かに進められた。クレアはオーウェンの助力を得て恐竜の島へ向かう。
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 邦題の「炎の王国」は前半だけですね。島からの脱出は作品の前半で完了します。前半と後半の二部構成と言う感じですね。
 さて、3Dの効果はありません。メガネは無意味です。でも、MX4Dの効果はガンガン伝わってきました。MX4D向きの作品です。もちろん4DX向きでもありますよ。大型の恐竜が近づいてくるとき地面が揺れますし、肉食恐竜が大きな口を開いたは風が吹き付けますし、海に落ちれば水がかかりますし、恐竜に揺さぶられますし、いいですよ、これ。
 ぜひMX4Dもしくは4DXでご覧ください。
 前作に引き続き、恐竜の前ではオーウエンの腰が引けた様子が面白いです。そりゃあ怖いに決まっています。喰われるかもしれないのですから。片手は前に突き出して、もう片方の手は後ろで構えるあの姿は、ネット上でもネタ画像として使われるようになりました。
 一度は生み出された生命を救うのか、救わないのか。恐竜が二度目の絶滅を経験しようとしています。その原因が人間ではなく自然現象でした。それだからこそ、救うかどうしようか、人類は迷ったんですね。自然現象に委ねるのか、人間の力で救うのか。
 結末は!
 続編があります。今作では恐竜が世界中に解き放たれてしまいました。それを続編でどうするのでしょうかね。次作ではジュラシックワールドに遊びに来ていた客が食べられるだけでは済みません。8億ドルの補償が支払われたようですが、次作はそれどころではないでしょう。とはいえ、恐竜ですからね。怪獣ではありませんから、警察でも十分に対応できます。すぐに掃討されるでしょうね。
 そうはさせないはずですから、楽しみです。