やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

ドラマ「SRサイタマノラッパー 〜マイクの細道〜」鑑賞感想

監督、脚本:入江悠
・・・
 皆川猿時さん演じる運転手とスナックから飛び出した家出ガールのキャラなんですけど、ああいうの、ほんと嫌いなんで、観てて苦痛でした。
 話の運びに不満があります。埼玉から大間まで一瞬で行ったのに、そのあと大間で長々滞在していまして、遠野でも長々滞在です。大間での出来事を1話に収めて遠野も1話に収めることができていれば非常に良かったのではありませんか。
 埼玉出発1話、大間到着2話、大間出発3話、遠野4話、猪苗代5話、その後の各地を1話ずつにできていれば最高じゃなかったですかね。遠野と猪苗代という場所がですね、うまい感じで被災地を避けていまして、それもあまりいい気分はしません。
 最後のライブですが、運転手と家出ガールが邪魔じゃないですか。3人だけで壇上に上がるべきだったと思います。2人が雑音です。2人は客席から応援するべきだったと思います。客席で、運転手と家出ガールと極悪鳥の絡みがあれば良かったのではありませんか。
 ライブで他のラッパーと出会い、力の差を思い知らされた場面について、これまで3人はCDなどで多くのヒップホップを聴いていたはずです。それを今更その違いを知るというのはどうかと思います。それにしても本物はうまいですなあ。
 でも、ライブは目頭が熱くなりました。宇多丸さんが批評してきたSRサイタマノラッパーへの思いも見え隠れします。2時間の映画で観たかったなあ。悪い点ばっかり指摘して申し訳ありませんが、今までの映画が良かっただけに、もうちょっとがんばってほしいなあと思います。でも、やっぱり目頭が熱くなりました。
 ぎょうざ
 ぎょうざ
 ぎょうざ〜
 お お お お酢と醤油 辣油