やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

『隻眼のぞむは銀河の果て』リブート計画

 隻眼のぞむは銀河の果てなんですが、リブートを考えています。大戦災まではリブートする気はもはやありません。ただ、大戦災のあとが問題でして、銀河王国は人口をガシガシ増やしていって惑星も増やしていくわけですが、そうなると、天の川銀河に地球のような環境の岩石惑星を90以上見つけていきます。それらの惑星に次々と植民していきます。そこがまずひとつの問題です。
 次の問題ですが、銀河王国は、宇宙軍や、それだけではなくて異次元へ進出するための次元軍を保有しているし、新央警察では宇宙刑事みたいな連中もいます。また、増えた惑星間を旅客機が行き来しています。でも、銀河王国の市民生活はいつまで経ってもずっと平成20年代の日本のレベルです。それは銀河王国政府が市民生活の科学技術レベルが向上しないように操作しているからです。これが問題なんですよ。
 まず、ひとつめの問題の、数多い銀河王国の植民惑星ですね。都合よく天の川銀河に地球型の惑星をどんどん見つけるなんて、ありえないなあと思ったわけです。無理があります。
 もうひとつの問題である、市民は新しい科学技術と接することのない生活をずっと送っていくわけですが、それはどうやって政府が科学技術の向上や漏えいを防いでいるのかという点ですね。
 植民する惑星ですが、地球と同じ環境、同じ重力でなければいけませんし、恒星も太陽のような感じでなければいけません。月があって潮汐もある……いやあ、そんなの無理だなと思います。そこで!! 大戦災からすぐ何十年以内に次元軍を創設することにして、異次元の地球を次々と植民先にしてしまうことにしましょう。そうなると、別問題として、銀河王国民が住む惑星はどれもこれも地球になってしまいますね。どの植民先に行っても大陸の形が同じですね。それはしょうがないです。あー、そうなると、アフリカの地溝帯よりめっちゃおっきょい地溝帯のある惑星が観光地になっているとかそういうネタが使えなくなるなあ……。とにかく植民先を異次元の地球にしたら銀河シリーズの話の幅が広がりませんかね。
 さて、もうひとつの銀河王国の問題として、市民が新たな科学技術の誕生や普及などに接しない点ですが、もうこの問題には蓋をしましょう。新央警察が技術制御部を創設していて会社や学校の研究施設を監視していて新しい技術が生まれそうなら関係者の記憶を消したりデータを消したり……それはどうやって監視していてどうやって消しているのか……もうわかんないですね。なんかすっごい方法でやっているに違いありません。この問題はすべて新央警察に任せてしまえばいいですよ。
 これらの問題があって、リブートする必要があるのではないかと悶々としている今日この頃です。