やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」鑑賞感想


2017年7月日本公開
監督:ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドペリ
脚本:ジェフ・ナサンソン
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あらすじ:かつてジャック・スパロウと冒険を共にしたウィル・ターナーフライング・ダッチマン号に囚われ、呪われていた。その息子ヘンリーが呪いを解くためにポセイドンの槍を探していた。見つけるためにはジャック・スパロウと出会う必要があるようだ。一方で魔女と呼ばれているカリーナが軍に追われていた。
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 原題は「死人に口なし」なのであしからず。次作が既に決まっています。
 2003年から始まったこのシリーズも14年目で第5作となりました。ファンタジー路線でやってきたわけですが、今作はそれが行くところまで行ってしまった感じです。船底がスッカスカの骨組みだけなのに何やらよくわからない力で浮いていたり、その骨組みだけの船がほかの海賊船を食い散らかしたり。文字通り船が船を食っていました。なんだかもうそれが面白いとは感じられないのですが。
 ただ、この映画はサメ映画でしたね。ゾンビサメがジャックに襲いかかります。そのサメも利用してしまうジャックはさすがでした。
 冒頭の銀行強盗は観ていて楽しいのですが、それ以外に観るべきアクションがなくて、なんだかつまんないです。座礁したブラックパール号もどうやって海上に復帰したのかよくわからないことがありましたし。
 ジャックがのらりくらりと敵の攻撃を交わしていく、そういうのが見たいでしょうが、その場面は過去の若いジャックの回顧録でやってくれただけでした。そうじゃないだろう、という感じがします。
 もはや長くやりすぎたのかもしれません。果たして次作はどうなるのでしょうか。