2017年5月公開
監督、脚本:ジェームズ・ガン
原作:ダン・アブネット、アンディ・ランニング
音楽:タイラー・ベイツ
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あらすじ:クイル一行はソブリン人の依頼でバッテリー施設を怪物から防護した。ところが、ロケットがバッテリーの一部を盗んでしまいクイルたちは追われることとなる。そんな彼らを謎の宇宙船が助けた。その船に乗っていたのはクイルの父と称するエゴだった。果たして特殊な力を持つエゴは何者なのか。本当にクイルの父なのか。
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ネタバレなんですけど、エゴはクイルの父です。クイルはすげえやつのご子息でした。ネタバレは以上です。そのエゴがいったい何を企んでいるのかってことですね。クイルを探していたようですが、探していた本当の理由とは何かってことです。
いつものマーベルのロゴが明けたあと、さっそくアクションです。凶暴で強い怪物をクイルたちが倒そうとするのですが、小さなグルードは音楽を流して一人だけ踊っているという……すばらしいですね、つかみはOKです。グルードが踊っている場所はクイルたちが激しい戦いを繰り広げているど真ん中でございます。踊るグルードはたまたま怪物の攻撃を避けていきます。最高ですね。
そのあとはクイルたちのやりとりが楽しいです。個性が強すぎる面々ですから。キャラ掘り下げのための会話が楽しいです。各キャラをもっと知っていけるわけです。彼らの過去が知れていきますし。なんといってもヨンドゥなんですよ。おいしいキャラです。実はそんな過去がありましたというのと、口笛で自由自在に飛ばす槍ですね。あの槍は最強ですな。
あと、クイルの愛機がかわいそうです。
今回のヴィランですが、強すぎです。強すぎて勝ち方がさっぱりわかりません。もちろん倒すのですが、そのトドメってやつがなんだかなあ。それくらいのトドメの刺し方なんてどうにでも防ぐことができるんじゃないのかと思うわけです。そのあたりはやや難ありです。
今作をこれだけ楽しめたのはMX4Dで鑑賞したからかもしれません。劇場内の反応も良かったです。笑いがよく起きていました。MX4D最高!
でも、やっぱりガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは楽しい奴らでした。これからもよろしくお願いします。