やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「マリアンヌ」鑑賞感想


2017年2月公開
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:スティーヴン・ナイト
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あらすじ:第二次大戦中、1942年のカサブランカに秘密諜報部員マックスが降り立った。フランスのレジスタンスであるマリアンヌと合流し、ナチスの大使殺害に成功する。マックスはマリアンヌを英国へ連れ出し、結婚した。娘も生まれて幸せな日々を送っていたがある日マックスは英国の機関からマリアンヌにナチススパイ容疑がかけられていることを知らされる。マックスは苦悩しつつ、マリアンヌの過去を調べようとするが。
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 ブラッドピットが第二次大戦中の欧州で戦ったのは何度目でしょうか。最近だとイングロリアス・バスターズやフューリーで活躍しました。どれも連合軍側ですね。そりゃそうか。
 今回はナチスと真っ向勝負というよりも第二次大戦に翻弄される苦しい立場に追い込まれるのでした。
 マリアンヌがナチスのスパイなのかどうか、調べようとして助けを求めます。フランスにいた彼女を知る者を探し出します。そのたびに今の彼が持つマリアンヌの写真を見せます。なぜ写真を見せるのかというと、マリアンヌは1941年にナチスと戦っていて死んでいるらしいのですね。彼のそばにいるマリアンヌはなりすましの可能性があるわけです。そのマリアンヌの写真を使って調べていくわけです。
 そのたびに当時は貴重だったはずの写真を使っていくことになります。写真がだんだん減っていくところに注目ですね。なんだか2人の思い出が減っていく感じです。
 戦争が生んだ悲劇ってやつです。
 果たしてマリアンヌはナチスのスパイなのか。もしスパイだったならマックスはマリアンヌを殺害しなければならない。マリアンヌを信じるマックスを最後までご覧ください。