やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「土竜の唄 香港狂騒曲」鑑賞感想


2016年12月公開
監督:三池崇史
脚本:宮藤官九郎
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あらすじ:菊川玲二は警察官をクビになり、潜入捜査官“モグラ”として指定暴力団数寄矢会に潜り込んだ。組長轟周宝を逮捕できなかったもののクレイジーパピヨンこと日浦のお気に入りになった菊川は兄弟となる。それから、警視庁組織犯罪対策部に兜課長が就任して暴力団とつながりのある警察官の取締に全力を挙げる。一方、数寄矢会の幹部となった日浦はチャイニーズマフィア仙骨竜殲滅の任務を与えられ、菊川は轟のボディガードとなり娘迦蓮と出会う。仙骨竜の手が轟親子に伸び、迦蓮は香港へさらわれた。果たして菊川は迦蓮を救い出せるのか。
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 今年最後の映画館鑑賞作品となります。
 映画の最後を「to be continued」で終わらせておきながら続編なんか作ったことのない監督ですが、土竜の唄だけは続編をやっていくのですね。香港狂騒曲の次もあるようです。
 今年映画館で一番笑った映画だと思います。頭をからっぽにして楽しめる作品でしょう、これ。クライマックスで兜課長の正体を簡単にさらすあたりは大きな減点ですけどね。菊川や日浦の努力によって仙骨竜の黒幕が解明されたのではなく仙骨竜自ら正体をさらすのはどうもいけませんね。
 轟周宝の嫁によってベッドに縛られた菊川は一番笑いました。笛を吹く少年が面白すぎます。
 あと、監督のフェチがやたらと見えました。非常によかったです。トイレのスッポンってするやつとかパンツとか。好きですねえ、よかったですよ。
 では、2016年、これにて終いです。