6月3日仕事を終えて出発です。
いつものうずしお26号といつものマリンライナー60号といつものみずほ611号で小倉へ。仕事を終えてから西へ向かうときはいつもこちらの3列車を乗り継ぎます。
ただし、みずほ611号は本来であれば鹿児島中央行のところを残念ながら熊本止まりです。車内の案内放送は自動放送がなく車掌の放送だけでした。
みずほさくらで使用されるN700系の指定席の快適さを一度味わってしまうと二度と自由席には座れません。今回もみずほは指定席です。
さて、地下鉄新幹線といわれる山陽新幹線を小倉で降りて飯を食うために歩いていると駅前で話しかけられました。50代のおじさんでした。
私はこういうもんですと、九州訛りで差し出されたのは住民基本台帳カードでした。O県S市から来ていました。観光兼職探しで北九州に来たというのです。
帰る金がない、飯を食う金がないというのです。ここで重要なのはおっちゃんがはっきりと「金を貸してくれ」とは言わなかったことです。
ぐだぐだぐずぐずと腹が減っただの、誰か助けてくれないかなだの言うばかりでした。
最初は寸借詐欺かなと思ったのですが、こいつはただのダメ人間だと思いました。
小倉までソニックで来たというし、金もないのに特急ソニックで来るやつがあるかよって話です。観光兼職探しというのもおかしな話ですな。それに、帰りたいならさっさとヒッチハイクすればいいのに「どうせ誰も停まってくれない」とかぐだぐだ言うし、俺の訛りを聞いて「大阪の人？」って言うしそれでカチンと来たし、もう知らない！となりました。しまいにはベンチに座りこむし、だーかーらー、さっさとヒッチハイクしろよ！5分もがんばったら誰か停まってくれるから！ まあ、私はヒッチハイクをしたことがないですけどね。乗せたことは何度もあるんですが。
そもそもはっきりと「金貸して」と言えばいいんです。あーだこーだと、あーでもないこーでもないと、うるせえんだよ！ 金を使いきってしまったんでしょうね。もう、本当に、何やってんですかね。
「早く道路に出てヒッチハイクしなさい」と言って私はベンチに座ったおっさんから離れました。
ラーメンを2軒はしごしてホテルに入って寝ました。
↑見て！ 彩雲だよ！ 特急うずしおの車窓から。
↑岡山駅で購入。うまそうじゃん？ 桃ワインと生きびだんご。
↑紹介してもらった店のラーメンと餃子。豚骨ではありません。まさかの居酒屋だったのですが、どの客もラーメンを食べていました。カップルだとスープを飲みくらべていたり。味のほうはいまいちです。もしかして北九州の方は豚骨以外のラーメンなら何でもおいしく食べてしまうのではないでしょうか。
↑さっきのラーメンがダメだったので至急2軒目を教えてもらいました。こっちは久留米っぽい豚骨です。うまいです。
