やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「暗殺教室 〜卒業編〜」鑑賞感想(ネタバレ)

 あらすじでネタバレをしています。

2016年3月公開
監督:羽住英一郎
脚本:金沢達也
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あらすじ:卒業まであと半年となった。文化祭での暗殺に失敗したE組で、茅野に異変が起きる。殺せんせーの誕生に関係する雪村の妹だった茅野は殺せんせーを復讐のためにE組へ潜りこんでいた。そんな茅野も渚のキスによって人間に戻ることができた。E組は殺せんせーの過去を知った。もともとは超一流の暗殺者:死神だったが後にシロとなる柳沢の研究で超生物へと変化していた。研究施設で雪村と出会った死神は触れ合うこともできないまま親交を深めていくが3月13日の事件で雪村は死ぬ。雪村の命を懸けた説得によって死神は残り1年の命をE組のために使うことを決意する。その過去を知ったE組は、人間に戻すための薬品開発と暗殺の二面作戦に出た。一方で国を超えた大きな動きがあった。E組の校舎はバリアで囲まれて殺せんせーは脱出できずE組は彼に薬品を投与するため最後の授業に臨んだ。しかし、薬品は柳沢の罠で何の意味もなかった。殺せんせーと柳沢が戦ってせんせーが勝利したが、茅野が致命傷を負った。雪村のようなことを二度と繰り返さないために訓練していた殺せんせーは茅野の手術に成功する。E組は殺せんせーの暗殺に成功して卒業を迎える。
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 ごめん、泣いちゃった。
 脚本はこれでもかというほどに無駄な場面を削ぎ落としてサクサクを通り越した勢いで映画は進んでいきます。
 各人物の背景なんか、死神と雪村くらいしかわからないです。
 最後のせんせー柳沢対決も生徒置いてけぼりですよ。柳沢の「おまえらのやったことは無意味だった」発言に対して生徒たちから「そんなことない」という反論場面があってもよかったかなと思いましたが。
 茅野にキスしたあとの2人の関係発展はなかったですけど、そんなものを見せられたとしてもうっとうしいだけですかね。山田涼介が好きな方々は息してますかー。
 今まで訓練されてきたE組であってもあんなに簡単に自衛隊員をバッタバッタとやっつけるのは無理があると思いますが、こまけえことはいいんだよとなってしまいます。
 ぶつ切りでザクザクの物語運びなので、文化祭とかわけわからんものになっていたりしますが、これ以上のものをこの映画に期待するのは酷でしょうかね。
 もともとの原作が良いから、いいんじゃない!?
 それにしても美玲かわいいよ美玲。