監督、脚本:アダム・マッケイ
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あらすじ:2004年から2006年にかけて起きた住宅債権売買で起きたバブルとそれの崩壊を予期した人々を描く。
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副題に「華麗」とありますが、全然華麗じゃないですよね。サブプライムローン崩壊を予期した側の人々も苦しんでいるではありませんか。まともな人間だったらそりゃそうだよな。
日本のバブル崩壊を学ばなかったアメリカ経済ということで、歴史は繰り返すのでした。
MBSとかCDSとかCDOとかわけわかんない専門用語が出てきます。ウォール街はそいういう専門用語で煙に巻いてきます。劇中でそう言っていました。でも、安心してください。それらの用語を解説してくれます。わかりやすいたとえ話もしてくれます。バブル崩壊を予期した人たちがどうして崩壊で稼ぐことができるのかわけわかりませんが途中でしっかり解説してくれます。
サブプライムローン崩壊がなぜ起きたのかよい勉強になります。
マーク役の顔じゃなくて声をどこかで聞いたことがあるなあと思って調べてみたらフォックスキャッチャーのデュポンですか。なるほどなあ、たしかにそうです。顔はわかりませんでした。ベンがブラッドピットだとわからなかったくらいですから。誰が出演しているのか知らずに鑑賞しましたので。
演技と演出が楽しい映画でした。サウスパークのカートマンも出演していました。