やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」4DX3D字幕鑑賞感想


http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20150621/1434863205
↑2015年6月公開したときの鑑賞感想はこちら。
 今回は4DXで鑑賞です。
・・・
「死を恐れるな!」
ウォーボーイズ!
「死んで甦れ!」
ウォーボーイズ!
V8! V8! V8! V8! V8! V8! V8! V8! V8! 
 6月に鑑賞したときは、あまり良い感想じゃなかったのです。「なんだか勢いだけの映画だろ、これ」と。
 ところが、その後、周囲の方々の感想や評論を聴いていると、だんだん呑まれていきました。この映画はすごいんだ……。気が付いたらサントラを買って、運転中に爆音で聴いたり。
 また観たいなあと思っていたら、姫路に4DXを備えた映画館ができたというではありませんか。しかもマッドマックスのリバイバル上映もあるというではありませんか。4DXを気に入っている私はさっそく姫路へ行ってきました。
 10月3日からリバイバル上映で、チケットはWEBで3日前から発売されていました。発売が夜中0時で、朝5時にはほぼ座席が埋まっていました。危なかったです。
 映画館へ行ってみると……すげえ……ワイブズのコスプレをした女性の集団がいるではありませんか。もう、それだけでテンションMAXです。
 前から2列目だったので、上映中の皆さんの様子はわかりませんでしたが、私は1時間くらいV8の形で手を組んでいました。
 だがしかし! アースシネマズ姫路の4DXはほとんど動かないじゃありませんか。3Dメガネはたいへん軽いタイプなのでそれは良いとして、座席があまり揺れないんですよ。
 今まで福山と松山では座席から放り出されるんじゃないかというくらい激しい4DXを体感してきたのに、がっかりです。どうやら4DXもレベルというものがあって映画館でそのレベルを調整しているらしいですな。今回はそのレベルをだいぶ抑えてしまったということでしょう。
 福山と松山のときは上映前に「4DXはこんな感じだよ」ということを理解してもらうための映像がありました。街中の坂道をカーチェイスしている映像です。そのカーチェイスのあとを座席に乗った人が追いかけていくというものです。
 この映像が今回の姫路になかったのですよ。おかしいなあと思ったら案の定です。
 アースシネマズ姫路の4DXは関西初なんだから、こんなに生ぬるい4DXをやっていたら客が来なくなりますよ。次はお願いしますね。うちから一番近い4DXですし。今年中に大阪にも4DXができますが、そっちはどうでしょう。
 さて、マッドマックス2度目の鑑賞です。
 印象は大きく変わりました。少ないセリフ、そのセリフも狂ったセリフがほとんどです。マックスがフュリオサを説得して砦に戻ることになった場面も、それほどしゃべっていません。フュリオサは黙って考えて握手しただけです。
 映像を見ていると、何が起こっているのかわかるようになっています。映像が丁寧です。めちゃくちゃで狂っているように見えて、実は映像が作りこまれているのでした。
 そのことを認識させていただきました。それと某氏がおっしゃった、母乳を生産する女性が人形を抱いていたのではないかという件ですが、確認させていただきました。人形を抱いています。
 あと、ウォーボーイズの掛け声で「フクシマ! カマクラジー!」と言っている部分があるようです。これはまた確認しなければいけませんね。
 周りの方々が散々おっしゃっていることですからね。もう今更なんですけどね。
 というわけで、アースシネマズ姫路の4DXは「マヌケめ」です。
 マッドマックスそのものは最っ高です!