やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ジュラシック・ワールド」感想


2015年8月公開
監督:コリン・トレボロ
脚本:リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァ、コリン・トレボロウ、デレク・コノリ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル
・・・
あらすじ:ジュラシックパークの惨劇から22年後、インジェン社はマスラニ社に買収され、ジョン・ハモンドが夢見たテーマパークを実現させ、毎日2万人の来場者であふれていた。運営責任者クレアは甥の兄弟ザックとグレイが訪ねてきていたがお守りを部下に任せて仕事に追われた。新種のハイブリッド恐竜インドミナス・レックスの公開が近いためだ。ラプトルの調教師であるオーウェンに新種の檻などを評価してもらうことになった。そして、オーウェンは檻に大きな爪痕を見つける。
・・・
 ジュラワー!(ひらパー!のメロディで)
 さしずめオーウェンひらパーにいさんならぬジュラワーにいさんですね。冗談はこのくらいにします。
 惨劇は再び!!!
 こいつらは何も学習しちゃあいねえということでした。CEOがジュラシックワールドの目的として人間の小ささを確認するためだと言っていましたが、本当にその小ささを再確認させられた形です。
 当然、客の避難など対応が遅れました。結果的にワールド崩壊、死者多数なのですが、そうなると補償はどうなるのでしょうか。莫大な補償を求められることになるでしょう。
 死傷者が出るたびに「補償の額が増えたなあ」と思いながら観ていました。
 対応の遅さ。判断ミス。それが重なってしまいました。さっさと殺してしまえばいいのに。しかも、被害が出てしまったから殺そうとしたらなかなか殺せないなんて、非常時となった場合の準備の甘さがありました。客の避難誘導も全然ダメですね。想定外ということらしいですが、22年前のことを踏襲しておけば、こんなことにはならなかったのです。
 まったく、本当に何も今までのジュラシックパークのことを学んでこなかったわけです。
 遺伝子操作で頭良くて強いといいますけど、客の避難誘導や非常時の準備をしっかりしておけばこんなことにはなりませんでしたよ。経営陣の責任は重いです。
 さて、USJや東京ディズニーなどの来場者は、USJで1日平均3万ほど、ディズニーが1日平均5万くらいでしょうか。フロリダ州オーランドにあるマジックキングダムは1日平均6万くらいということです。
 それらに比べると少ないような気がしますが、都会どころか大陸から離れた島にあるにもかかわらず1日平均2万という来場者数はすごいことです。
 とにかく、こんなすばらしいアトラクションはぜひ復活させてほしいものです。もちろん、今回の惨劇をよくよく反省して、新しいパークでは事故のないように慎重に注意深くお願いします。
 では最後に、ジュラシックワールド入場料は7000円までなら許します。