やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

2015年鑑賞映画感想/レッド・ドーン/宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海/共喰い

レッド・ドーン
2012年公開、監督:ダン・ブラッドリー、原案:ケヴィン・レイノルズ
 1984年公開の「若き勇者たち」をリメイクしたものなんですね。そちらはまだ観ていません。北朝鮮アメリカ本土を侵略するというありえない内容についていけませんでした。ロシアの支援を受けていたということが途中で明かされますが、凄まじい数の空挺部隊をなぜ米国本土に侵入させてしまったのか、そもそもの映画の土台が無理だと思います。
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宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海
2014年公開
 ヤマト2199を編集してひとつの映画にしたものです。もともとの宇宙戦艦ヤマト劇場版と同じことです。2199のテレビはすべて観たので、これといって今更観るべきものはありませんでした。
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共喰い
2013年公開、監督:青山真治、脚本:荒井晴彦、原作:田中慎弥「共喰い」
 菅田将暉の演技がすばらしいです。「そこのみにて光輝く」でも良かったし最高じゃないですか。血統はどうしても引き継がれてしまうものなのか、それを振り払うことができるのか、父と同じことをやってしまうのか。それを母が断ち切るのです。親のことは親がケリをつけるのですね。というよりも、女性にしわ寄せがいってます。男としてこの映画は直視したくないものでした。つらいです。
 さて、舞台設定ですが、昭和63年なんですけどいまいちその感じが伝わってきません。あと、舞台の町に生活感がないです。舞台設定に難ありです。