やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ランオールナイト」感想(ややネタバレ)


2015年5月公開(3月米国公開)
監督:ジャウマ・コレット=セラ
脚本:ブラッド・イングルスビー
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あらすじ:マフィアのボスであり親友のショーン(エド・ハリス)に仕えてきた殺し屋ジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は過去の行いの罪悪感で酒におぼれていた。息子マイク・コンロン(ジョエル・キナマン)はジミーを嫌悪している。ある日、運転手をしていたマイクは客を乗せているとその客が殺害されるところを目撃してしまい、殺人犯から追われてしまう。その殺人犯はショーンの息子ダニーだった。ついには、ダニーはマイクを助けようとしたジミーによって銃殺された。そこからショーンとジミーの壮絶な戦いが始まる。
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 観る予定はなかったのですが、映画評論をしているラッパーが褒めたので観ちゃいました。
 けっこう面白かったです。96時間のほうがもっと好きかなと思いますけど、これもなかなかです。
 マイクはショーンによって殺人犯に仕立て上げられて、マフィアから追われるわ、警察から追われるわ、ひどい目に遭います。そんな追跡劇の中で、マイクははたして人を殺さずに済むのかというのが見どころでした。どうせ最後は父親ジミーを助けるために引き金を引くんだろうなと思っていましたが……やりましたねえ、引き金を引かずに済みましたねえ。
 96時間では娘を守るために山ほど殺してきた父親が今回は息子を守るために大勢殺害していきますよ。酒におぼれたダメ親父かと思いきや凄腕の殺し屋を出し抜くほどの腕を持ているジミーです。96時間ほどではないですが、リーアム・ニーソンに父親をやらせたらダメですね、大勢死にますね。完璧に仕事をこなしますね。
 最後に、集合住宅での戦いは、住民にとっていい迷惑でした。部屋が焼けてしまった家族がかわいそうです。リーアム・ニーソンがかかわるとやっぱりこうなっちゃうのでした。