やくもとうずしおをがっつりと

目指していた国道完走と鉄道完乗は終わりました。日本のすべての国道を走り、鉄道に乗ったのです。

映画「ドラえもん のび太の宇宙英雄記」感想


2015年3月公開
監督:大杉宣弘 脚本:清水東
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あらすじ:あやとりを幼児たちに披露するのび太ジャイアンスネ夫が茶化した。その2人は裏山へ急いだ。ジャイアンスネ夫はしずかちゃんを誘って、スネ夫が父に買ってもらった映画用カメラで映画を撮影しようとしていた。それをのび太ドラえもんが知り、仲間に入れてもらおうとした。彼らはテレビヒーロー番組の銀河防衛隊を真似た映画を撮ろうとして、ドラえもんの道具も使った。そこへポックル星のアロンが現れた。彼らを本物の銀河防衛隊だと信じたアロンはポックル星を救ってほしいと頼む。
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 上映時間101分は長いなあと思いました。
 公開から2週間が過ぎていますが、劇場はけっこうお客さんが多いです。もちろん子供を連れた家族ばかりです。子供が多いと、騒がしいんですよ。ところが、101分という長さでありながらうるさい子供がいなかったのはすごいことではありませんか。
 そんなに飽きの来ない内容だったかなあと疑問ではあるのですが。
 ドラえもんの道具によって彼らはヒーロースーツから凄まじい能力を引き出すことができるようになりました。その能力は彼らひとりひとりの得意なものに応じた内容でした。しかし、のび太だけは射的ではなくあやとりの能力しか引き出せず、そのあやとりも戦闘にまったく不向きです。そこから能力を引き出して戦うようになる成長が始まるのでしょう。映画とはそういうものですよね。
 ところが、のび太のダメな場面が永遠と続きます。のび太が能力を引き出せずに悩むばかりです。それを繰り返されるので私はうんざりしていました。
 物語の終盤で、もちろんのび太は成長して敵の大ボスを倒します。あやとりの能力を生かした倒し方でしたが、それも結局は力押しであり、なぜその能力を引き出せたのかよくわからないままです。
 それにしても、大ボスと3人の幹部はたいへん強いです。終盤のほんのわずかな時間であっさりと倒してしまうのは残念です。のび太以外も能力を高めた結果の勝利でしたが、あまりにもあっさりです。能力を引き出すに至った経緯が薄いです。
 これであれば、能力を引き出すまでにかかった映画としての上映時間をもうちょっと削ることもできたのではないかなあと思います。
 とはいえ、私が何を言おうとも劇場のお子さんたちは静かに鑑賞したのも事実です。大勢のお子さんが100分間も静かにしたこの映画はそれだけの能力を持っているわけです。
 最後に、おっさんがひとりで劇場版ドラえもんを観るのは勇気が必要でした。しずかちゃんのスカートの中身を気にしていたのはここだけの話です。