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↑2015東北信越鉄道攻略旅日記 その0
2015年1月1日
新年は弘前で迎えました。朝6時の電車に乗ります。ホームでこけました。ツルツルです。
ツイッタ―で全国のすべての鉄道の運行情報がわかるアレをフォローしています。それによると、西日本から東北までいたるところで遅延と運休が出ています。でも、これから乗る奥羽線は大丈夫でした。
ガラガラの特急つがるは4分遅れで秋田に向かいました。車両は常磐線のお古ですがたいへんきれいです。途中駅から乗ってくる客もいないままで秋田駅に着きました。
秋田駅でみやげを買いました。もちろん秋田犬の鼻くそでしょ。と思いきや秋田犬のフンがあるじゃないですか。新商品ですね。
秋田から引き続き奥羽線で横手へ。大曲から大勢乗ってきましたね。
横手からは北上線です。北上線も客が多いです。牟岐線や徳島線でこんなにたくさん客が乗ることなんてないですよ。この違いはいったい何ですか。たぶん帰省客なんですよ。でも、徳島の路線で帰省客が列車を使うことなんてありますか。
車窓は内外の気温差で曇っています。外はあまり見えません。でも、外は大雪だということはわかります。
一ノ関まで乗って、駅前で飯を探したのですが、結局ラーメンでした。
続きまして大船渡線で気仙沼まで。この列車も大勢乗っています。さすがの太平洋側も今日は積もっていました。でも晴れています。
それにしても北上線も気仙沼線も速度出しますね。
気仙沼に着いて、ここからは気仙沼線です。BRTです。気仙沼駅で列車とBRTがホームをはさんで停まっている様子は奇妙です。気仙沼線は本数が多いですね。客もそれなりに乗っています。帰省客ではなく皆地元という感じです。
車内には東京の電車みたいなディスプレイがあります。ニュースを流していました。BRTということで普通のバスとはどう違うのかなと思ったら普通のバスですね。停留所はボタンを押さないと停まりません。でも18きっぷで乗れます。
専用道を走ることもあれば一般道を走ることもあります。これで本当に定時で走れるのでしょうか。
一駅目に着くまで5分遅れました。渋滞もしていなかったのですが。
専用道は途切れ途切れで、専用道を出て一般道に入って、専用道にまた入って、それを何度も繰り返しました。それが逆に時間かかってしまうような。
専用道を走っているときも交差点のたびに減速もしくは信号停止です。専用道もそんなに速度が出ていません。雪のせいかもしれませんが。
BRTならもっとBRTらしくしてほしいですなあ。
柳津に着いたらバスを降りて鉄道車両に乗換です。列車に乗ってしばらくしたところで私は青ざめました。財布がないんだよ! うわあ! さっきのバスに忘れてきた!
ただちに手を打ちました。JR東日本の忘れ物センターに電話しました。どのバスなのか詳しく伝えました。さて、手元にあるのは18きっぷと着替えと充電器とタブレットとなりました。現金が失われました。どうしたもんかな。取りに帰ったとしてもダメージがでかいです。夜遅いですから。
このまま旅を続けることにしました。なんとかなるだろうと思いました。こっちに知人がいるからなんとか頼みこんで借金しよう……。
このあと柳津から前谷地経由で小牛田へ。その間にもいろいろ電話して手を打ったり、こういう場合どうしたらいいのか聴いたりしました。
小牛田から陸羽東線で予定どおり新庄へ向かいました。その途中でセンターから電話があって気仙沼駅で確保されたことがわかりました。気仙沼駅から電話が来て、これから私が向かう新庄駅で相談してくださいということになりました。
さて、ここで新たな問題です。身分を証明できるいっさいのものがすべて財布にあります。今手元に私を証明するものが何もありません。何か証明するものがないと新庄駅での手続きにも支障をきたすとのことです。
新庄駅に着きました。すぐに改札口で相談して財布は自宅へ送ってもらうことになりました。あと、財布には18きっぷ以外の乗車券特急券が2枚ずつ入っています。それもどうにかしてくれました。
新庄駅近くのホテルに行きました。駅前のいたるところに消雪パイプがありますね。駅の中にもありますし、ホテルの敷地にもあります。
このホテルは安いのに、設備が良いです。ケトルは新しい、エアコンはダイキン、明かりはリモコンで操作できます。飯抜きで寝ました。
↑特急つがる。弘前駅にて。
↑横手駅。
↑一ノ関駅。
↑気仙沼駅。
↑BRT、気仙沼駅にて。
↑柳津駅。駅前ロータリーでBRTを降りて駅構内の列車に乗換。
↓2015東北信越鉄道攻略旅日記 その5
http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20150110