2014年アメリカ
監督:ダグ・リーマン
脚本:ダンテ・W・ハーパー他
撮影:ディオ・ビーブ
原作:桜坂洋「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
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ギタイという謎の侵略者により危機的状況になった地球人類だが、ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)とリタ・ヴラタスキ軍曹(エミリー・ブラント)の存在が反撃へとつながる。
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いけるのか、いけないのか、「アルゴ」に匹敵する緊張感にやられてしまいそうでした。
特に終盤、なるほどそうきたかという感じです。最初から最後までひたすら続く緊張感にとても耐えられません。ケイジをこの状況から早く解放してあげてほしいと願っていましたよ、私は。
おそらくケイジは何百回の同じ時間を繰り返しているはずなのですが、それでよく狂ってしまわないですね。強靭な精神力をお持ちのようです。感服です。
ところで、ケイジ少佐がなぜ前線に出なければならないのかいまいちわからないです。それほどまでに兵士が不足していたということですか。ブリガム将軍はなぜ彼を前線に送ったのでしょう。
将軍と話している途中で話していて逃げ出しますが、あれがなければもっとマシな任務、前線での広報活動に就いていたのでしょうか。
何はともあれ、なかなかきついですわ。ケイジはいったい何回死の苦しみを味わっているのやら。たまりません。