やくもとうずしおをがっつりと

目指していた国道完走と鉄道完乗は終わりました。日本のすべての国道を走り、鉄道に乗ったのです。

映画「MONSTERZ」感想

2014年日本
監督:中田秀夫
脚本:渡辺雄介
原案:「超能力者」
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 視界に入った人間を自由に操る男(藤原竜也)がいた。彼は能力を使って豊かな生活をしつつも社会から隠れるようにしていた。ある日、能力を発揮しているにもかかわらず操られない男(山田孝之)が現れた。
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 2010年に韓国で公開された映画「超能力者」のリメイクです。日本では2012年公開でした。心斎橋の映画館で「超能力者」を観ました。なかなか面白かったです。なので、それを日本がリメイクすると知って残念な気持ちになりました。正直、やめてほしかったです。うまくリメイクできるとは思えませんでしたから。
 しかし、それでも元の映画を観ていながらリメイクを観ないのはアレなので観ようと思っていました。
 そしたら、あら、思ったより忠実にリメイクしてて良い感じじゃないですか。
 ところが、それは終幕に近づくにつれだんだんおかしな方向へ走りはじめました。
 元の映画にいろいろ付け足して、例えるなら日産のスカイラインR32がR34になったような、いや、違う。とにかく付け足したものがひどくてやっぱり日本によるリメイクはダメだったのでした。
「超能力者」はそんなに完璧な映画じゃないけど余計なものを徹底的にそぎ落としたスカッとさわやかエンタメ作品に仕上がっていると思うのです。
 ところが「MONSTERZ」のほうは暗いっちゅうか、元の映画を知っているととても入っていけない世界でした。そりゃあ、「超能力者」の2人だって重いものを背負っているけれど、代理の明るさによって観客に重さを感じさせないのです。でも「MONSTERZ」は2人が背負う荷物と、周りの人が背負った荷物を全力で観客に渡してきて、受け取り拒否できないのです。日本はどうしてこういう方向に持ってっちゃうのかな。
 不死身の男を演じるほうが山田孝之だとわかってだいたい予想できてしまったとはいえ、この重さは嫌です。
「超能力者」の終幕が好きです。おすすめします。ぜひご覧ください。
 ところで、藤井美菜がかわいいですよね? どこかで観たことあるなあと思ったら「ブラッディマンデイ」ですかね。
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*お詫び
 このブログに大嘘がありました。誠に申し訳ありません。「超能力者」を観た映画館は心斎橋ではなく高松のソレイユでした。初めてソレイユに行った、私の記念作でした。