http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20140516/1400242233
↑その5
・・・
疲れすぎているから眠れないのでしょうか。0時前にホテルに入ったとはいえ、結局2時くらいに寝たと思います。
朝も早いのです。初発に乗らなければいけませんから。
旅3日目、5月4日、早い時間ですがすっかり明るい八代市街を歩きました。
八代駅からは肥薩オレンジ鉄道で川内へ向かいます。オレンジ鉄道は九州満喫切符で乗ることができます。別に切符が必要にはなりません。すばらしい切符ですね。
車内は折りたたみ自転車をかついだ人や明らかに鉄道ファンの人や地元の生徒さんで席の半分が埋まりました。
オレンジ鉄道からの眺めは良いです。八代湾の入り組んだ地形と対岸の天草が美しくて楽しいです。
出水を過ぎると東シナ海が見えて、また違った海の景色が広がります。
もしかして九州の鉄道の車窓はかなりレベルが高いのではありませんか。
旅3日目ももちろん終日列車に乗りっぱなしです。でも、この日は乗換回数6回と少なく、2時間半を超える所要時間の列車が4回もあります。
そんなこんなで2時間半超の所要時間で川内に到着です。川内といえば、私の嫁の実家なんですよ。嫁自身の実家というか、嫁の父の実家になるのでしょうか。まあ、艦これの話なんですが。わかる人だけがわかることでした。
さて、川内からはオーシャンライナーさつまという快速列車に乗って鹿児島中央駅に向かいました。
始発駅は出水ですが、川内で途中下車したかったので川内乗換にしました。川内から鹿児島中央までの停車駅は串木野と伊集院のみという少なさです。
川内駅には4両編成の電車がいたのできっとこの快速も4両もしくは2両以上で入ってくるんだろうなと思っていたらまさかの1両ワンマンではありませんか。車内はけっこうな混雑でしたよ。
川内から鹿児島中央まではほとんど山の中でした。
たぶん湯之元だったと思うのですが、国道3号線を運転しているとき小便を我慢しすぎて車内で漏らしたことがあります。だって、コンビニがなかったし、立ちションする気分にはなれなかったし……。そんな思い出のある薩摩地方を列車で駆け抜けていきました。
それにしても、鹿児島中央に近づくにつれて、どうしてこんなところに鹿児島市街ができたのか不思議に思えてきました。広い平野でもないし断崖絶壁のような山を背にしているし川もないし火山灰は積もるし。戦国時代よりもさらに前から鹿児島が薩摩地方の中心だったんですよね。
川もあって平野も広い川内などのほうが薩摩の中心としてよかったんじゃないかと思いますが、そんなことを考えていると市街地に入ってきました。
険しい山に住宅地が広がっていて、無理やり住んでいる鹿児島市民はすごいですな。
さて、鹿児島中央駅に到着です。
↑早朝の八代駅。裏には大きな工場。
↑オレンジ鉄道車両。
↑嫁の実家の最寄駅。川内駅。「せんだい」と読む。
↑鹿児島中央駅。新幹線開業時にせっかく作った大階段を取り壊していた。
その7につづく。http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20140518/1400407323