やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

年またぎ・鉄道で巡る軍港の旅 その10

その1はこちら→http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20140105/1388921131
 12月31日、2013年最後の日、早朝に横浜鶴見を出て、気が付いたら埼京線車内でした。
 りんかい線直通です。目指すは国際展示場です。赤羽を過ぎたあたりから既に車内を自由に動けないくらいの混みでしたが、大崎に着くと一気に客が増えました。
 何やらいろいろなものが飛び出したキャリーバッグを持った女性もいます。カップルも乗っていますが、会話の内容はアニメについて。
 もう始まっているのです、コミックマーケット85は。
 初めての参加ですので、私は夢と希望と不安でいっぱいでした。大崎を出て、大井町でぎゅうぎゅう詰めとなった電車は国際展示場駅に着きました。すると、車内のほぼすべての客が降りていきました。私もそのあとをついていきます。
 このとき私が持っていた切符は東日本パスなのでりんかい線は別料金となります。乗り越し料金支払いの行列に並んで、帰りの切符も買って、改札口を出て、しばらく行くと。おう、ネットで見たことある建物だー。ちょっと感動しました。逆光でごめんなさい。

 時間は11時くらいです。中へ入る前に、コスの広場でぶらぶらしてみました。すると、飛ぶほうの豚や宮崎監督がまず最初に見つかって、うおお、ネットで見たことあるぞー!ってなりました。
 あとは、巨人がいたり、艦娘がいたり、NEETがいたり。
 撮らせていただいたのですが、ブログに載せる許可をまったくもらっていませんで、どれもこれも載せられません。本当にごめんなさい。
 撮りたい人でごった返しているのでいちいち許可をもらっている暇がないです。私のような初参加のド素人にはどうしようもありません。
 さて、いよいよ中に入りました。
 この時間であれば何も待つことはありませんでした。一応、ほしいものがあったので、iPhoneに地図を入れてありました。それを見ながら回りました。
 それにしても、コミケは戦場だと聞いていましたが、本当に戦場ですね。人の流れが凄まじいです。激流です。ここにいる人たちは皆目当てのものがあって、我先に、必ず手に入れるべく、戦っているのです。
 ラミネート加工した地図を持った人が一心不乱にブースを回っていますし。
 私はデブなのですが、その私が目的のブースの列へ行こうとしたら、行けないときもありました。人の流れに飲み込まれて体をもっていかれたのです。川に流された感じです。とんでもない力が渦巻いています。
 まだ目的のブースをひとつも見つけられていない序盤に、(もう帰りたい)と思い、壁際に避難していました。気分は大破でした。
 そのあとは人の流れをしばらく観察していて、動き方を少しだけわかって、再びブース探しに出ましたが。
 予定では15時くらいまで回る予定だったのですが、目的のものを無事入手できたり完売だったり、目的を達したので13時くらいにさっさと外に出ました。
 こんなところにいつまでもいられるか!という感じです。
 外に出てもう一度コスの広場に行ってみたら午前中よりも人が増えていましたね。
 ゆっくりと駅に戻って、私は再び鉄道の旅の続きを始めたのでした。
 興味半分で来るところではありませんね。遊びじゃないです。事前にコミケの何たるかを調べてはいましたが、実際体験してみると、もういいです、という感じです。
その11につづきます。