やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

年またぎ・鉄道で巡る軍港の旅 その4

1時間ほどかけて大和ミュージアムを観たあと、となりの「てつのくじら館」海上自衛隊呉資料館へ入りました。
 撮ったはずの資料館全景が見当たりません。資料館には退役した海自の潜水艦あきしおがドーンと展示されています。ぜひ行ってみてください。
 館内の展示ですが、海上自衛隊の掃海と潜水艦の歴史が主でした。私の父が元海自で、掃海の話も聞かされていました。海自の掃海の技術がどれほどすばらしいものかということです。掃海というのは、海に仕掛けられた機雷を撤去することを言います。これってすごく難しいことなんですよ。
 たとえば、湾岸戦争後のペルシャ湾派遣です。大活躍です。
 それと、あきしおの艦内へは入ることができます。狭いベッドや狭い司令室に入ることができます。当時使っていた潜望鏡もありました。
 館内には各コーナーに年配の方がボランティアガイドとしていらっしゃいますので、詳しい説明を聞くこともできます。
 何より入館は無料ですから。
 行くしかありません。
 順路に沿っていき、最後は海自情報ステーションというところに行きつきます。そこは呉の港を一望できるようになっています。実際の艦で使われていた双眼鏡が置いてありますのでそれで停泊している船を見ることができます。
 ほかのお客さんといっしょになって、そのとき呉沖にいた船についてボランティアガイドから教えてもらえました。
 昨日(12月27日)にフィリピン救援から帰ってきたおおすみといせが見えているということで、テンション上がりまくりです。ほかのお客さんはもっとよく見えるところがないか聞き出そうとしていました。
 そのときはおおすみ、しもきたと、岸壁についている状態でてつのくじら館には艦尾を向けているいせが見えていました。いせは全体が見えているわけではなかったのですが、それでも全長197メートルという巨体を垣間見ることはできました。

あきしお。

あきしお司令室。

護衛艦いせ。

大和のふるさと。
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